【ソウル聯合ニュース】韓国の歌手兼俳優のキム・ヒョンジュンさん(31)をだまし利益を得ようとした罪などに問われたキムさんの元交際相手の女性の公判で、検察側が懲役1年4カ月を求刑したことが23日、分かった。

 公判は22日にソウル東部地裁で開かれた。裁判は結審し、判決は来月8日に言い渡される。

 検察側は女性がキムさんと交流サイト(SNS)でやりとりしたメッセージの一部をでっち上げたほか、マスコミとのインタビューでキムさんから暴行を受け流産したと話すなど、キムさんの名誉を傷つけたと判断した。

 キムさん側は恐喝、詐欺、虚偽告訴、出版物による名誉毀損(きそん)の容疑で女性を告訴したが、ソウル東部地検は2016年6月、女性に罪があると認めるには証拠が十分ではなく、嫌疑はないと判断し捜査を終了した。しかし、キムさん側が不服の申し立てをしたためソウル高検が女性を起訴した。

 女性は14年8月、腹部に暴行を受けて流産したとして、キムさんを刑事告訴した。キムさんから6億ウォン(現在のレートで約6200万円)の示談金を受け取り告訴を取り下げたが、精神的苦痛を理由に15年4月に16億ウォンの損害賠償を求める訴訟を起こした。キムさんも15年7月、女性に対し12億ウォンの損害賠償を求めて反訴した。

 16年8月、ソウル中央地裁は女性の請求を全て棄却した。地裁は、産婦人科の記録などを基に暴行で流産したという主張は証拠がないと指摘。逆に女性の主張によりキムさんの芸能人としてのイメージと名誉が毀損されたとし、女性に慰謝料1億ウォンの支払いを命じた。