平昌パラリンピックの日本代表メンバーに選出された成田緑夢【(C)たかはしじゅんいち】

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長兄、長女はともにトリノ五輪出場 自身はメダル候補

 平昌パラリンピックの日本代表メンバーが発表され、今大会から採用されたスノーボードには“成田3兄弟”の末っ子成田緑夢(ぐりむ)が決まった。

 スノーボード一家の成田家の長兄、8歳上の童夢(どうむ)、6歳上の長女・夢露(めろ)は2006年のトリノ五輪に出場。自身もスノーボード、フリースタイルスキーで活躍し、2013年にはフリースタイルスキーの世界選手権ハーフパイプで9位に入るなどした。

 しかし同年にトランポリンの練習中の事故により左足の腓骨神経麻痺の重傷を負った。障害を克服してハープパイプ競技に復帰を果たし、今回代表の座を勝ち取った。メダル候補として注目を集めている。

 緑夢は所属事務所を通じてコメント。「僕の人生の目標である、パラリンピック、及びオリンピックの両大会出場のうち平昌2018パラリンピック冬季競技大会に出場が決定し、非常に嬉しく思っています。大会まであと少しですが、本番でトップ集団に対抗できるよう、日々練習に取り組みたいと思います。ご声援のほど、よろしくお願いいたします」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)