エレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-100N」(左)、コンデンサーマイクロホン「C-100」(右)

ソニーは、20Hz〜50kHzの広帯域収音により、ハイレゾ音源の収録にも適したスタジオ録音用コンデンサーマイクロホン「C-100」と、エレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-100U」「ECM-100N」を2018年3月17日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格はC-100が税別157,000円前後、ECM-100Uが税別100,000円前後、ECM-100Nが税別112,000円前後。

コンデンサーマイクロホン「C-100」

C-100は、高域用(Φ17mm)と中低域用(Φ25mm)に新開発した2つのマイクカプセルを組み合わせた2ウェイカプセル構成。高域用は振動膜を薄膜化・軽量化し、ハイレゾ帯域の微細な音まで収音する。いずれのマイクカプセルも背面電極板の音響インピーダンスを低減したため、高い再現性を持った収音を実現したとしている。どちらのマイクカプセルにも、高強度で絶縁性の高いプラスチックの一種であるポリエーテルイミド(PEI)を絶縁構造材に採用。カプセルケースと背面電極には切削した真ちゅうを使い、高精度に組み立てたことで、ひずみの少ない収音が可能。また、可変指向性で、単一指向性、全指向性、両指向性に切り替え可能だ。

また、同社のコンデンサーマイクロホン「C-800G」で採用されている「防鳴筐体構造」を継承。外装部分を上下に分割し、マイクケースとシャーシには比重の高い亜鉛ダイキャストを使用。マイクスリーブには切削加工のアルミニウム、スリーブボトムには切削加工の真ちゅうを採用している。異なる種類の金属を組み合わせることで、不要な共振によって引き起こされるノイズを低減し、クリアに収音可能だという。

エレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-100U」(左)、「ECM-100N」(右)

ECM-100Uは単一指向で、楽器そのものが持つ音を忠実に収音し、ECM-100Nは全指向で、スタジオなど空間に響く豊かで繊細な音を、色づけなく収音するとしている。両機種とも、C-100と同様の技術と素材を使った新開発のマイクカプセルのほか、シャーシに亜鉛ダイキャスト、マイクのボディには切削加工の真ちゅうを組み合わせた「防鳴筐体構造」を採用している。