ジョコビッチまさかのストレート負け。チョンが韓国人初のGSベスト8進出[全豪オープン]

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「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15〜28日/ハードコート)の8日目となった1月22日、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はチョン・ヒョン(韓国)と対戦し、0-3で敗退する結果となった。カウントは7-6(4)、7-5、7-6(3)、試合時間は3時間21分だった。

チョンは今回の勝利でベスト8への進出を決め、「全豪オープン」の公式Twitterによれば、韓国人選手がグランドスラムの準々決勝に進出するのは初めてだという。

ジョコビッチはいわずと知れた、元世界ナンバーワンで、「全豪オープン」を6度制した経験も持っており、現在は右肘の故障でツアーを離脱していたことから、順位も1月15日付けで14位に後退していた。

対する、チョン・ヒョンは、ランキングで 58位の、21歳で、昨年末の「ネクスト・ジェン・ATPファイナルズ」で優勝しており、若手の中では最注目の選手の一人だ。

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試合ではジョコビッチが精彩を欠き、チョンの良さが光る形となった。

ジョコビッチは、1セット目に7本のダブルフォルトを犯し、試合全体でも9本と、チョンの2本に比べると、冴えない形だった。アンフォーストエラーもジョコビッチが58本に対して、チョンは35本と、数値にもプレーの質の差が表れる格好だった。

試合は1セット目の序盤から、チョンがリード。ジョコビッチのサービスゲームを第1、3ゲームでブレークして、2ブレークアップのリードを序盤で、築いた。

一方のジョコビッチは、6ゲーム目に1つブレークを返した上で迎えた10ゲーム目に勝負強さを見せた。ブレークしなければ1セットダウンとなるこのゲームの最初のポイントで、26回の長いラリーでチョンのネットミスまでしのぐと、オープンコートを突くウィナーやチョンの返球がコードボールで自身のコートに落ちるラッキーなポイントでブレークポイントを握った。

続くポイントでチョンがリターンに対する返球をロングアウトし、ジョコビッチが1ブレークダウンのピンチを脱した。

しかし、チョンはさらに粘りを見せて、タイブレークに持ち込むと、競り合いに持ち込み、1セット目を奪取した。

第2、3セット目も、ジョコビッチは、チョンに対抗して競り合いはするものの、優位を奪うことはできず、押し切られる形になった。

チョンは準々決勝で、テニス・サングレン(アメリカ)と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年の「全豪オープン」での試合直後のジョコビッチ(左)とチョン・ヒョン
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)