ラムチョップを使った『ラムチョップのロースト』のレシピをご紹介。骨のキワまでやわらか&ジューシー。ほんわかスパイシーなラムを堪能!ほんわりスパイシーで赤ワインにも最高に合う一品!【レシピ考案】「銀座 ロックフィッシュ」間口一就

ラムチョップのロースト × 赤ワイン

ラムチョップはニュージーランド産を使用。オージーよりクセが少ないので、初心者にはおすすめだ。焼き過ぎない、やさしく寝かすのがポイント。さすれば、ご覧のようなロゼ色に

間口一就のお肉道場【ラムチョップの巻】

「道場入りして約5ヶ月。ついに夢にまで見た<塊肉>に挑戦する時が……!!門下生、羊をめぐって冒険するの巻。」

道場主/今回はちょっとパーティ仕様。ラムチョップを焼くか。


門下生/ややややや! ほ、骨付き。しかも塊肉〜〜(喜)。


道場主/むふふふふ。サービスじゃ。やわらかく、ロゼ色に焼きあげたら旨いぞ。


門下生/じゅる……。


道場主/さて、最初のポイントじゃ。ラム肉は常温に戻し、裏側の骨膜を包丁で剥がしておくのじゃ。


門下生/な、なぜにでござる?


道場主/うむ。こうしておくと肉が縮まないのじゃ。おぬし、今回は熱心じゃな。


門下生/塊肉がそうさせまする。


道場主/ほう。で、片側に塩胡椒、裏返してカレー粉をまぶす。ちなみに後で焼く面がスパイスじゃ。両面にまぶすと味が濃くなりすぎるので要注意。そして、いよいよ焼きじゃ。


門下生/ゴク……!


道場主/今回は劇画調じゃな。フライパンが温まったら、まずは強火で片面30秒ずつ、表面をカリッとさせるのじゃ。


門下生/そ、そのココロは?


道場主/肉汁を閉じ込める。裏返したら、にんにくは焦げないように上に乗っけておくぞ。で、焼き色がついたら弱火にして、蓋をして2分くらい焼く。


門下生/お、おおおおお。ラムと香辛料のいい香りが……。では早速、いただきま……。


道場主/あかん!


門下生/は??


道場主/バットに移して寝かせるのだよ。焼いた分だけ寝かすのがコツじゃ。じっくり火が通って、やわらかく仕上がるぞ。


門下生/(すでにかぶりつきながら)師匠、中は憧れのロゼ色でござるー(泣)。ほんわりスパイシーでワインにも最高!


道場主/うむ。気軽に手で食べてね。

ラムチョップのローストのレシピ

ラムチョップのローストの材料(2〜3人分)

ラムチョップ 6本
塩      少々
胡椒     少々
カレー粉   小さじ2
にんにく   10g
白胡麻油   大さじ1

ラムチョップのローストの作り方

【一】ラムチョップを常温にして、片面に塩胡椒、裏面にカレー粉をまぶす。ラムチョップは骨膜を掃除する。

【二】フライパンに白胡麻油をひき、スライスしたにんにくを入れる。

【三】
フライパンが温まったら、ラムチョップの塩胡椒の面を30秒、カレー粉の面を30秒焼き、焼き色がついたら蓋をして1〜2分弱火で焼く。

【四】バットに移して、3分ほど蓋をして寝かす。

ポイント
● 骨膜を掃除しないと肉が縮みます。
● 初心者はクセの少ないニュージーランドのラムチョップを。オーストラリアのものはやや個性的です。
● 気軽に手で食べて! 三つ星レストランではないので……。

今月の格言


   ロゼ色ピンクには、
   焼いた分だけ寝かすべし



間口一就(まぐちかずなり)

銀座「ロックフィッシュ」店主。看板メニューの氷を入れない「角ハイボール」はハイボールブームの火付け役。一手間であっと驚くおつまみの天才でもある。

レシピ考案/間口一就 
撮影/鵜澤昭彦 
取材・文/池田一郎 

2016年1月号発売時点の情報です。