ソウル駅付近で保守団体が北朝鮮の国旗や金正恩氏の写真を燃やしている=22日、ソウル(聯合ニュース)

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◇韓国保守団体「平壌五輪に転落」 北視察団到着のソウル駅でデモ

 韓国北東部の江原道で開かれる平昌冬季五輪(2月9日開幕)に合わせた「芸術団」公演に向け北朝鮮から韓国に派遣された視察団が22日午前、ソウル駅に到着した。これに反発し、同駅付近では北朝鮮との融和姿勢を嫌う韓国保守団体がデモを行った。保守の「大韓愛国党」は午前11時ごろソウル駅前広場で記者会見し、「平昌冬季五輪が北の体制を宣伝し、北の核(保有)を既成事実化する事実上の『平壌五輪』に転落している」と主張した。また、南北が五輪開会式で韓国の国旗・太極旗ではなく朝鮮半島を描いた統一旗を掲げて合同入場することや、北朝鮮東部・馬息嶺スキー場で合同練習を実施することなどを挙げ、「江原道、平昌の住民の汗と努力を水の泡にしようとするものだ」と批判した。

◇韓国政府 規制改革の具体策議論

 韓国政府は22日、青瓦台(大統領府)で「規制革新討論会」を開いて革新成長を下支えする規制改革の重要性を再確認し、実質的な規制改革履行策を議論した。政府は昨年9月に「包括的ネガティブ」(新製品やサービスについて原則的に全ての規制を撤廃し 、必要な場合に規制する方式)と「サンドボックス」(新産業分野が一定期間規制なくビジネスができるよう、規制を実験的に停止する方式)の導入を骨子とする規制改革推進方向を発表したのに続き、この日国務調整室の主導で具体的な規制改革の推進方向を示した。

◇李元大統領側近の裏金疑惑 李氏の実兄宅を捜索

 韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権時代、青瓦台(大統領府)関係者らが情報機関・国家情報院(国情院)から裏金を受け取った疑惑を調べているソウル中央地検は、李明博氏の実兄の李相得(イ・サンドゥク)元国会議員の自宅と事務所を同時に家宅捜索した。李明博政権で実権を握っていたとされる李相得氏が国情院から裏金を受け取った事実が確認されれば、李明博氏側にとって大きな打撃になるものとみられる。