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単身者や二人暮らしに適した、1LDK〜2LDKの「コンパクトマンション」の人気が高まっています。

なぜニーズが高まっているのでしょうか? 背景には、生涯未婚率が2015年の国勢調査によると男性23.37%、女性14.06%となり、男性のおよそ4人に1人、女性のおよそ7人に1人はシングルであるという社会的要因があります。今後もコンパクトマンションのニーズは高まることが予想され、ディベロッパーは続々、コンパクトマンション市場に参入していますが、まだまだ不足が続いており、中古になっても価格が上がっています。

私の考える人気の理由はコンパクトマンションの資産性の高さです。前回、マンション購入のポイントとして物件の資産性と将来性を加味することが大切だとお伝えしましたが、コンパクトマンションはまさに、そうした視点を叶え、投資用にも適した物件なのです。

マンション購入を考えた時、結婚や転勤などライフスタイルの変化を心配されている方も多くいらっしゃることでしょう。ですが、私が強調したいのは今マンションを買ったからといってそこを「終の棲家」として住み続けなければならないというわけではないということ。価格が上がっているときは売って、下がっているときは賃貸に出して家賃収入を得る方も多くいらっしゃいます。

その場合、特に都心、人気沿線上の駅から近い、管理が良いなどの条件がそろったコンパクトマンションは、1〜2人で快適に暮らすことができるたけでなく、将来的に売却や賃貸への変化にも対応できるため不動産でなく「動産」といえます。私はシングル女性向けのセミナーで、もし住まなくなったら売りに出すよりも賃貸にして家賃収入を得ることをおすすめしています。将来の安定した収入源にもなりますから、できるだけ条件のそろった物件を吟味し、安定的にできるだけ高く貸すに越したことはありませんよね。

シングル女性のマンション購入の増加とともに女性をターゲットにしたコンパクトマンションも増えています。こうした物件は間取りや収納、内装や設備、セキュリティや管理に女性目線で細かなところまで工夫をしていて、一例を紹介すると、女性のための快適住まいづくり研究会がコンサルティングを手掛けた女性向けコンパクトマンションは、広めの収納スペースや使い勝手の良いL字型キッチンに加え、シンクの高さや洗面台タイルや壁紙の色、お部屋の内装などが自分の好みで選べるセミオーダーシステムを採用していて、人気を集めています。

中古になっても価格が下がらないのもコンパクトマンションならではの特徴です。なぜなら、人口は減っているのに1,2人世帯は急激に増えていて需要に対して供給が少なく、コンパクトマンションが世の中に登場してまだ20年ほどなので、そもそも中古の数が少ないのです。次回からは、私が実際に購入したコンパクトマンションについて物件を選んだポイントをお伝えしてきます。

○執筆者プロフィール : 小島ひろ美

一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会 代表。1957年福岡県生まれ。関西学院大学商学部卒 ライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士。26歳の時にマンション購入で苦労した経験をいかし、"女性がマンション購入の夢を実現できる世の中にしたい”と1991年に研究会を設立。以降、「女性のためのかしこいマンション購入術講座」で、今までに8万6,000人以上の女性たちに800回以上の講演を行いながら、27年間に渡り女性のマンション購入を応援し、第一線で活躍中。著書「シングル女性の(特)マンション選び」(講談社)、「元気になる!幸せマンション購入術」(アスコム)、他多数。・『女性のための快適住まいづくり研究会』 https://kaiteki.gr.jp/・「女性のためのかしこいマンション購入術講座 https://kaiteki.gr.jp/seminar/lp.php