全豪オープンテニス、男子シングルス4回戦。試合に臨むニック・キリオス(2018年1月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は21日、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)4回戦で敗退が決まったが、コートを去る際にブーイングを受けた昨年の同時期に比べ、「精神的に余裕がある」と明かした。

 気性が荒いことでも知られるキリオスは前回大会、2回戦でアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)にフルセット負けを喫すると、試合を諦めたとみた観客席からはブーイングを浴びせられ、伝説的選手のジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏にも、「精神的に世界ランク200位」で「テニスの恥」と非難された。

 しかし、今年のキリオスは観客を興奮させる予測不可能なプレーはそのままに、精神面では今まで以上に冷静さを見せるなど、危機を脱したようにもみえ、世界3位のグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に4セットの接戦で敗れた試合後には、「去年はコートに立っても、ただやっているだけという時期があった」とした上で、「今週は自分ができる最高の努力をした」と語った。

 さらに、「及ばなかったが、質の高い3人の選手を倒した。世界最高の選手の一人に敗れはしたが、コート上では勝負をした」と振り返るキリオスは、「今回はずいぶん良くなったと感じる。去年は全豪オープンの後にどうするか定まっていなかったが、今年はもっとビジョンや目標といったものがあると感じている」と続け、今後のシーズンに期待していると話した。「今の私には精神的に余裕がある」
【翻訳編集】AFPBB News