韓国北東部の江原道で開かれる平昌冬季五輪(2月9日開幕)に合わせて「芸術団」を派遣する北朝鮮の視察団が、五輪の氷上競技が実施される江陵で芸術公演の会場候補を視察した。視察団を率いる三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が江陵アートセンターを視察している(統一部提供)=21日、江陵(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国北東部の江原道で開かれる平昌冬季五輪(2月9日開幕)に合わせた「芸術団」公演に向け北朝鮮から韓国に派遣された視察団は22日、ソウルで公演会場の候補を視察し、2日間の日程を終える。

 韓国と北朝鮮は、平昌五輪の期間中に北朝鮮・三池淵管弦楽団の約140人からなる芸術団がソウルと江陵で公演を行うことで合意している。その会場候補を下見するため、同管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長率いる視察団7人が21日、朝鮮半島西側の京義線陸路で訪韓。ソウル駅から高速鉄道(KTX)で五輪の氷上競技が実施される江陵に移動し、会場候補を見て回り、同地に宿泊した。

 訪韓2日目の22日は、午前中にKTXでソウルに戻り、市内の公演会場候補を点検する予定。南山の国立劇場や奨忠体育館が候補とされる。前日と同様に、芸術団の公演に必要なステージの設置可否や音響などの設備状況、客席数などを確認するとみられる。

 ソウルでの視察が終われば、2日間の日程が終了する。往路と同じ陸路で北朝鮮に戻る計画だ。

 北朝鮮は視察団が報告した点検結果を基に、ソウルと江陵公演の日時と会場を決めると予想される。

 江陵では公演会場候補として、江陵アートセンターとバルセロナ五輪マラソン男子金メダリストの名前を冠した黄永祚(ファン・ヨンジョ)体育館を視察した。先月完成した客席数約1000席の江陵アートセンターに約2時間半滞在したのに対し、黄永祚体育館は10分程度しか見なかった。そのため、江陵での公演会場は江陵アートセンターに決まるのではないかとの見方が出ている。