#WALK AND EAT GUAM!イシコさんが巡るグアムの旅コラム Vol.3
濡れた路面を太陽が照らし始めた。どうやらスコールは過ぎ去ったようだ。スーパーでコーヒー豆を購入した後、ホテルへ戻る途中、雨が降り始め、ちょうど停まっていたバスに雨宿りがてら飛び乗ったのである。タクシーやレンタカーだけでなく、バスも移動手段の選択肢になる。濡れた路面を太陽が照らし始めた。どうやらスコールは過ぎ去ったようだ。スーパーでコーヒー豆を購入した後、ホテルへ戻る途中、雨が降り始め、ちょうど停まっていたバスに雨宿りがてら飛び乗ったのである。タクシーやレンタカーだけでなく、バスも移動手段の選択肢になる。
リゾート地のバスらしく車両の後部座席に窓はない。島に流れる風を身体に浴びているとグアムの空気が身体全体に馴染んでいく。ハガニア地区まで走るバスに乗れば、海沿いのドライブを楽しむこともでき、昨日などは、あまりに気持ちよくて居眠りしてしまった。
「この写真ヤバくない?」
「恋人岬は予想以上によかったねぇ」
二十代のカップルがスマホを見せ合っている会話で目が覚めた。日本人観光客の乗客も多いのである。
今日は後ろに座っていた初老の夫婦の会話が聞こえてきた。
「このバス、1年券なんてものもあるわよ」
「ホントに住むつもりか?」
日本が寒い時期や花粉が飛ぶ季節などを選んで1ヵ月単位のロングステイでグアムに滞在することを検討しているらしい。彼ら(特に奥様)をここまで駆り立てるものが、この島にはあるようだ。
「ハファデイ!」(「こんにちは! ようこそ!」)
信号待ちで車窓から見える店からチャモロ語が聞こえた。四千年以上も前から、この島に住むチャモロ人が交わしてきたグアムの挨拶にも、すっかり慣れた。「チャモロ」とは「高貴」を意味すると教えていただいたせいか、ゆるさの中に、どこか上品な響きを感じる。そういえば今年、日本とグアムは観光交流50周年を迎えるそうだ。様々な年代から、これだけ長く愛され続けるのは、そこはかとないゆるさの中に漂う、この島独特の高貴さが日本人の心に響くのだろう。きっと、これからも日本にとって最も身近な南国のリゾートであり続けるんだろうね。
さて、このあたりで降りてみるか。
- INFO:
- ポキフライ (Poki Fry)
Route 8 YMLG bldg, Maite,Guam (open Mon〜Sat :LUNCH 10:30am〜2:30pm, Dinner 4pm〜9pm) - JPスーパーストア (JP Superstore)
1328 Pale San Vitores Rd, Tamuning,Guam 96913 (open 9am〜11pm) - 恋人岬(Two Lovers Point)
Tumon Bay, Guam 96929(open 7am 〜7pm) - ラッテストーン公園(Latte Stone Park)
W O'Brien Dr, Hagatna, Guam 96910 - 大酋長キプハの像(Statue of Quipuha)
Chamorro Villege, Tamuning, Guam 96913 - 赤いシャトルバス(ラムラムツアーズ & トランスポーテーション)(Red Guahan Shuttle)
- インスタ映えするフォトスポット満載のグアム!
「#instaGuam (インスタグアム)」キャンペーン始動 - グアムの魅力をインスタグラムユーザーを中心にさまざまな形で発信する「#instaGuam (インスタグアム)」キャンペーンが2018年1月より始動!公式インスタグアマーに AKB48 グループのメンバー6名が起用された。抽選でグアム旅行が当たるプレゼントキャンペーンにも注目。
- ・グアム政府観光局 インスタグアムキャンペーン
PR記事・取材協力:グアム政府観光局
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