セレソンの一員としてロシアW杯出場をめざすラフィーニャ(写真)。コウチーニョのバルサ入団が、移籍決断の決定打になったのは間違いない。

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 バルセロナのラフィーニャは、現地時間1月21日にミラノ入りし、週明けにメディカルチェックを済ませ、インテルへの移籍が発表される見通しだ。

 イタリア・メディアによると、インテルはバルサと買い取りオプション付きのレンタル移籍で合意。買い取り額は3500万ユーロ(約45億5000万円)で、300万ユーロ(約3億9000万円)のボーナスがつくと言われている。

 17日のコパ・デル・レイ準々決勝第1レグ、エスパニョールとのダービーで、約9か月ぶりに戦列復帰を果たしたラフィーニャは、なぜセリエAへの移籍を決意したのだろうか。

 イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、ラフィーニャの父で代理人も務める元ブラジル代表MFのマジーニョ氏は、ブラジル紙『Globo Esporte』で「息子は試合に出ることを望んでいるが、いまのバルサでは競争が激しく、とても難しい」と説明している。

「この2年は不運にも膝の負傷があったが、いまはプレーできる状態で、ピッチに立つことを望んでいる。インテルのような素晴らしいクラブで自分が好きなことをやり、幸せを感じたいんだろう」

 出場機会を望むのは、ロシア・ワールドカップ出場という夢も捨てていないからだ。マジーニョ氏は「息子は本大会のメンバーに招集してもらうため、このチャンスを生かしたいと思っている」と続けた。

 バルセロナとの契約は2020年までだが、ラフィーニャはインテルと2021年までの契約を結ぶ見通し。この契約期間も、移籍を後押ししたようだ。

 一方、エージェント会社の弁護士はインテル専門サイト『fcinter1908』で、「ラフィーニャは本当にインテル加入を喜んでいる。むしろ、彼が望んでいた唯一の選択肢だった」とコメント。選手が移籍を喜んでいると明かし、膝のコンディションにも心配はないと太鼓判を押した。

「彼の調子は1か月前から100%だ。これまでないほどに好調だよ。フィジカルコンディションに関する疑いはない。その点は安心してもらって構わない」

 ユース時代から一貫してスペインでプレーしてきた24歳は、イタリアの地で輝き、セレソンの一員としてW杯出場と完全移籍を勝ち取ることができるだろうか。