小豆と言えば和菓子に使われるアンコを思い浮かべる方も多いと思います。「小さな豆」と書く「あずき」ですが、実はこの小粒の豆はかなり優れもので世界で最古と言われている中国の薬学書「神農本草経」にも記述があるようです。薬として使われていた歴史が長く煮汁に解毒作用があることが知られています。

小豆(あずき)のパワーは侮れない

アミノ酸スコアという数値があります。必須アミノ酸がどれだけバランスよく含まれているかを数値化したもので、最高値が100になります。小豆(あずき)のアミノ酸スコアは82でかなり高い数値になります。ちなみにリンゴは56、トマトは51、キャベツは53などの数値になります。それ以外の含まれる成分ごとにその効能の一部を見てみましょう。

ビタミン類

特にビタミンB1、ビタミンB2が豊富に含まれています。それらは疲労回復、髪や爪などの細胞の再生、脂肪燃焼効果などに優れています。

カルシウム

表皮の新陳代謝であるターンオーバーの周期を整える効果があります。もちろん骨を健康に保つのにも欠かせない成分です。

サポニン

サポニン利尿作用に優れむくみ改善などに優れた効果を発揮します。また脂質の代謝を促し肥満予防にも優れています。さらに肌荒れ予防、便秘の解消などにも効果があります。

ポリフェノール

ポリフェノールポリフェノールの抗酸化作用は有名ですね。アンチエイジングに優れ、その他には血行を促進しますのでお肌にも効果があります。また冷え性を改善する効果も大変優れています。

食物繊維

豊富な食物繊維で腸内環境を整え美肌効果、デトックス、便秘の解消など数々の効果が期待できます。

その他にも、鉄分や良質のタンパク質ななども豊富に含まれ、貧血、冷え性、など女性にはうれしい効果が数多くあります。

煮汁はデトックス効果がバツグン、捨てるのはもったいない

むくみを取り便秘解消やデトックス効果で生活習慣病予防にも優れていますので煮汁も捨てず飲料に利用するのがいいですね。1日、コップ一杯程度がいいとされています。ただし、不溶性の食物繊維であるため摂りすぎは禁物です。次に煮汁まで利用するための煮方を簡単に書いてみます。

1、まずはよく水洗いします。
2、水4に対して小豆1の割合で鍋に入れます。
3、沸騰後2分〜3分程度煮て、ここでの煮汁は一旦捨てます。
4、再び水4に対して小豆1の割合で鍋に入れ、弱火で小豆が柔らかくなるまで煮ます。

あずきが美味しいこの時期の食べ物といえば「お汁粉」。お汁粉は糖質が高く、お餅を入れてしまうと特に高カロリー食になってしまいます。でも自分でお汁粉を手作りして、甘みを調整したり、お餅を抜きにすればあずきの恩恵を受けながら、美味しくいただけます。


writer:Masami