天然素材をふんだんに用いた店内

写真拡大

いまヘルシー女子に話題の「ロカボ」、ご存知でしょうか? ローカーボダイエット(low-carb diet)ほど徹底的に糖質を抜くのではなく、糖質を適正にコントロールすることで、おいしく食べて健康になろう、という考えです。とはいえ、何をどう食べればいいのか……。そんな悩みを解決してくれる、お医者さん監修のカフェを見つけました!

ACEランチ。米は雑穀米、粒コンニャク入り雑穀米(+110円)、長岡式発酵玄米(+220円)から選べる

札幌・円山エリアのメディカルビルにある「ドクターズカフェ kissaco Pama」(キッサコ パマ)は、同じビルに入る「はやしたくみ女性クリニック」の院長がプロデュースする、2016(平成28)年オープンのカフェ。メニューはすべて同クリニックの林院長が監修し、医学的知識をもとに栄養バランスやカロリーがしっかり計算されています。ちなみに店名はkissacoが禅語の「心穏やかにお茶を」という意味の喫茶去(きっさこ)、Pamaがハワイ語でヤシの意味で、花言葉は「思いがけない贈り物」。心穏やかに過ごせる空間と心と体に優しいメニューで、お腹いっぱいの幸せと優しい気持ちを持ち帰って欲しい、そんな願いが込められています。

林院長いわく「健康とは心・食・運動がバランスよく成立していること」。健康のためにストレスを感じながら食事を制限する、というのは、やはりバランスが悪いのだそうです。こちらのメニューは「え? こんなに食べてもいいの」というぐらいのボリューム感。例えばビタミンA・C・Eがたっぷりとれる「ACEランチ」(1380円)は、ロカボバーグか魚のメインにスープ、野菜サラダ、季節の付け合せ3品に雑穀米が付く大満足の内容です。これでも約500キロカロリー、糖質も約40グラム以内で、ビタミンA・C・Eで疲労回復や美肌効果も! まさに夢のようなランチです。

もう一つのおすすめが、第2・4月曜限定の「おまかせパンプレート」(1380円)。手稲の人気パン教室「手づくりパンのあかお」とのコラボメニューで、自家製天然酵母パンにスープやサラダが付きます。手間と時間をかけて焼き上げられたパンは香りがよく、天然酵母ならではの優しい酸味。なんでも、デトックス効果も期待できるのだとか。

食後はやっぱり、デザートも食べたいですよね。こちらのイチオシスイーツ「豆乳チーズケーキ」(単品540円、ドリンクセット760円)は、糖質1.5gで145キロカロリー。一般的なチーズケーキは糖質16g前後なので、なんと10分の1以下なのです。食べてみるとしっとりなめらかで甘さも十分。罪悪感も後悔もなく食後のスイーツを満喫できるなんて、幸せすぎます! 飲む点滴と言われる甘酒をアレンジした「米こうじの甘酒スムージー」(プレーン680円、フルーツ味730円)もオススメです。

カフェにはサプリショップが併設され、専属アドバイザーと相談しながら院長厳選のサプリを購入することも。またメニューには、カルシウムとビタミンの豆知識、豆乳&おからの作り方、白湯の効果やそのアレンジレシピなど体にいい情報がたっぷり載っていて、ここで食べて終わりではなく、自宅でも実践できるよう配慮されています。体と心に優しいロカボ料理で、薬に頼らず美と健康を取り戻しましょう!

ドクターズカフェ kissaco Pama ■住所:札幌市中央区大通西25-1-2 ハートランド円山ビル6F ■電話:011・213・8121 ■時間:10:00〜17:00(LO16:30)、ランチは11:00〜 ■休み:木曜、日曜、祝日 ■席数:22席(禁煙)(北海道ウォーカー・宮川健二)