スペイン代表の“146億円”FW、超絶ドライブボレー弾に反響「今年ベストゴールかも」

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ビルバオのウィリアムズが後方からのロングフィードをダイレクトボレーで得点

 本当に狙って決めたのか。

 思わずそんな議論が浮上するほど、ドライブ回転のかかった鮮やかなボレー弾がリーガ・エスパニョーラで生まれた。地元スペインのラジオ局「カデナ・セル」電子版は「プスカシュ賞(FIFAの年間最優秀ゴール)を獲るため打ったとすれば偉大だ」と報じている。

 唖然とするようなゴールが生まれたのは、現地時間19日に行われた日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェとアスレティック・ビルバオの一戦(2-2)だ。

 前半13分、敵地に乗り込んだビルバオは、フランス代表DFエメリック・ラポルトが対角線上にロングフィードを供給。それと同時に走り出した前線のスペイン代表FWイニャニ・ウィリアムズはペナルティーエリア内右の落下点にいち早く入り、そのまま右足インサイドでボールをミートする。

 ややクロス気味の軌道でゴール前に向かったボールは、途中でコースを変えて落下し、一気に枠内へ。ヘタフェの守護神エミリアーノ・マルティネスがバックステップしながら懸命に左手を伸ばすも弾き出すことができず、そのままゴール左隅に突き刺さった。

 約35メートルのロングパスを成功させたラポルトの高精度キックと、ウィリアムズのドライブボレーが融合した見事なスーパーゴールに、実況も「ファンタスティックなゴールだ! 今年のベストゴールかもしれない。信じられない」と興奮気味に伝え、ホセ・アンヘル・シガンダ監督も両拳の握りしめて力強いガッツポーズで喜びを示した。

「センセーショナルか、それともまぐれか」

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「イニャキ・ウィリアムズのゴールはセンセーショナルか、それともまぐれか」と見出しを打って特集。ゴール前にはFWサビン・メリーノがスペースにフリーで走り込んでおり、ウィリアムズもシュート直前はマイナスの角度に視線をやっていることから、「ビデオを見て、あなた自身で決めてください」と問いかけた。

 一方、スペインのラジオ局「カデナ・セル」電子版は「イニャキ・ウィリアムズはそれを狙っていたのか」と題し、「彼はゴールを決めたが、誰もが同じ質問をするだろう。プスカシュ賞を獲るため打ったとすれば偉大だ」と伝えた。

 プレミアリーグのリバプールが獲得を狙っていると報じられていたウィリアムズは、ヘタフェ戦2日前の17日に2025年6月までとなる7年半の延長契約にサインしたばかり。違約金が最大1億800万ユーロ(約146億円)に設定された23歳の逸材は、ヘタフェ戦のドライブボレー弾でさらに注目度が増している。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images