20日放送の「ブラタモリ」(NHK総合)で、田園調布が「超高級住宅街」に変貌した理由が紹介された。

番組では、タモリと近江友里恵アナウンサーが東京都大田区の田園調布を訪れ、区立郷土博物館の学芸員・築地貴久さんと共に当地の成り立ちを学んだ。

田園調布は1918年に始まり、今年2018年で100年目を迎えると説明。有名人やセレブが住む「超高級住宅街」のイメージがあるが、最初はサラリーマンをターゲットに作られたというのだ。都内の中心地に人口が急増したことから開発が進み、分譲当初は土地と建物を合わせて3000万円ほどで購入できたのだとか。

しかし、関東大震災が発生してから状況が一変する。緊急事態が起こった際にすぐ対応できるよう、軍人たちが地盤の強い高台に位置する田園調布に移り住むようになったのだ。海軍技術研究所、陸軍駒沢練兵場などの職場がわりと近いことも魅力的だったそう。

かつてのエリートである軍人が住み始めたことで田園調布の価値も急上昇。やがて、歴代の総理大臣をはじめ各界のセレブが住むようになり、1987年には1坪1000万円を突破して日本一の地価を誇る住宅街になったとか。こうして、田園調布は「超高級住宅街」というイメージが浸透したそうだ。

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