左から、井沢拓司、鈴木光、鶴崎修功、水上颯

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 史上最強の頭脳バトルが展開される『東大王』(TBS系)。現在、大人気の東大生チームから、鶴崎修功(22)(初代東大王など)、伊沢拓司(23)(『高校生クイズ』2連覇など)、水上颯(22)(『頭脳王』2連覇など)、鈴木光(19)(「スタンフォードeジャパンプログラム」優秀賞)に話を聞いた。

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伊沢 毎回プレッシャーが積み重なっていくんですよ。注目度が高まるほど現場の緊張感も大きい。

鶴崎 いろんな人と戦えて楽しいけど、番組もグローバーさん(東大文学部出身のミュージシャン)みたいな強い人を連れて来るので、こっちも対策しないと勝てない。

水上 テレビ局側がドSというか“絶対勝て。こんなところで負けるんじゃないぞ”って収録前に言われるんです(笑)。

鈴木 今までサブメンバーチームの応援席で見させていただいて、やっぱり3人とも圧倒的に強いなって。これからお三方に割って入るのが負担が重いかなと思いつつも頑張ります。

伊沢 辰巳琢郎さんチームに『47都道府県』のテーマで敗北したのは圧倒的な体験でしたね。

水上 技術だけでは勝てないことを痛感した。今までの経験値がものを言う戦いでしたよね。

鶴崎 辰巳さんは本当にスゴいですよ!

──クイズ番組の思い出や魅力についてひと言。

鶴崎 僕がよく見ていたのはちょうど『Qさま!!』が始まったころ。両親と問題がわかるかを競ってました。“そんなのもわからないの?”とか煽ってくるんですよ。

水上 小学生のころ『高校生クイズ』を見てた。親が答えがわかるとすぐ答えちゃうんです。

鈴木 映像に映しておもしろいものを問うてくるのがテレビクイズ。記憶に残っているのが『世界一美しいスターバックス』からのクイズ。視聴者が見て楽しいもの、行きたいなと思わせるものが出てくるのも特徴ですね。

伊沢 クイズから広がった好奇心もすごく大きい。普通見ていて関心がなさそうなものでも、クイズに出そうだなと思うとプラスの後押しがあるので、いろんなものに対しておもしろ味を見いだせる。

鶴崎 僕の得意な分野って理系なんですけど、進学校の人はみんな理系にも強いから、それだけでは競技クイズに勝てない。勝つ対策のため見始めて、興味が出た分野も。例えば野球がそうです。

水上 クイズをやってる人たちはそれぞれに得意ジャンルがあって、そういう人たちの専門分野に関する話はおもしろいし、興味の幅を広げてくれる。そんな知り合いとの触れ合いで知識を仕入れていくことが僕は多いかな。

──さて、次なる戦いは?

全員 絶対勝ちます!

※次回放送は1月21日