携帯電話出荷台数、11月は180万台回復 スマホ比率が初の8割超え

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 2017年11月の携帯電話出荷台数が発表され、新型モデルの発表により出荷台数が大きく回復するとともに、スマートフォンの比率が大きく伸びたことが分かった。

【前月は】携帯電話出荷、10月は1年半ぶりに100万台割れ 冬春モデル前のスマホが減少

■出荷台数が3月以来の180万台突破

 17日、電子技術産業協会と情報通信ネットワーク産業協会が、2017年11月の「携帯電話国内出荷実績」を発表した。携帯電話全体の11月の出荷台数は182万台(前年同月比+4.0%)だった。7月の164万4,000台から3カ月連続で減少していたが、スマートフォンの冬春モデルの出荷が始まったことで、3月(182万8,000台)以来となる180万台超えとなった。

■単月のスマートフォン比率が80%超え

 このうちスマートフォンの出荷台数は146万7,000台(前年同月比+23.3%)で、これは2015年7月(142万8,000台)以来となる多さ。携帯電話全体におけるスマートフォン比率は80.6%となり、こちらは単月調査の始まった2012年以降で、初めての80%超えだ。

 昨年11月における携帯電話全体の出荷台数は176万2,000台。うちスマートフォンが119万台のため、スマートフォン以外は57万2,000台。2017年11月のスマートフォン以外の出荷台数は35万3,000台、前年比で-38.2%となり、スマートフォン以外の減少が著しいことも分かる。

■フィーチャーフォンの生き残りはあるか

 2017年4月から11月の累計では、携帯電話全体の出荷台数は1,128万3,000台(前年同時期比+3.2%)。このうちスマートフォンは762万6,000台(同+20.0%)で、携帯電話全体に占めるスマートフォンの比率は67.6%となる。

 資料に「フィーチャーフォンからスマートフォンへの切替わりが進んでいる」とあるように、スマートフォン比率は、2015年度計の51.9%、2016年度計の60.8%から着実に高くなっている。ただし、電話としての使いやすさ、持ち運びのしやすさ、頑強さなどからフィーチャーホンを支持する声も小さくない。果たしてフィーチャーフォンは生き残ることができるだろうか。