ゼコのチェルシー行きはなし? トッティが移籍話でゼコをイジる

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▽今冬のチェルシー移籍が報じられるローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコ(31)だが、移籍の可能性は低いのかもしれない。イタリア『カルチョメルカート』がゼコとクラブ幹部のフランチェスコ・トッティ氏のやり取りを伝えている。

▽今冬の移籍市場でストライカーの獲得を目指しているといわれるチェルシーは、そのメインターゲットとして昨季セリエA得点王のゼコをリストアップ。先日にはイタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が、ゼコと左サイドバックをブラジル人DFエメルソン・パルミエリ(23)のセットでの獲得を目指し、ローマの要求する5000万ユーロ(約67億7000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億5000万円)前後の金額で交渉を進めていると報じていた。さらに、チェルシーとゼコ本人の間ではすでに合意に至っているとも伝えられている。

▽この緊迫感のある状況で21日のセリエA第21節、インテルとのアウェイゲームに臨むローマ一行は、20日に長距離列車に乗ってミラノへ向かった。ここでチームと共に遠征に同行しているトッティ氏は、テレビカメラを前にして渦中のゼコに対して強烈なイジリを敢行した。

▽トッティ氏はミラノ行きの列車に乗り込もうとしたゼコに対して、「この列車はロンドン(チェルシー)行きじゃないよな?」とイジリをかますと、ゼコはニヤリと笑いながら「まだね」と返答。チェルシー移籍の噂を冗談に変えた。

▽現在、幾らエキセントリックな性格のトッティ氏といえど、モンチSD(スポーツ・ディレクター)の右腕を務めている現在の立場で移籍成立間近の選手にかます冗談ではないため、今回のやり取りから判断すれば、ゼコのチェルシー行きの可能性は低いのかもしれない。

▽なお、今回の移籍交渉の主役を担うモンチSDは同日、ゼコのチェルシー行きを完全否定しなかったものの、「ローマを弱体化させる交渉はしない」と語っていた。