苦戦も終わってみれば4発快勝のチェルシーが2018年プレミア初勝利!《プレミアリーグ》

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▽プレミアリーグ第24節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsチェルシーが20日にアメリカン・エクスプレス・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが4-0で快勝した。

▽公式戦4戦連続引き分けとドロースパイラルに巻き込まれた3位のチェルシー(勝ち点47)は、ミッドウィークに行われたFAカップ3回戦再試合のノリッジ戦でも120分で決着を付けられず、記録上は公式戦5戦連続ドロー。それでも、PK戦を制して白星を取り戻した。

▽だが、同試合ではペドロとモラタが退場処分となり、16位のブライトン(勝ち点23)のホームに乗り込んだこの一戦を共に欠場。さらに、負傷を抱えるセスクやケイヒル、GKクルトワも欠場を強いられ、この試合ではGKカバジェロが今季リーグ初先発を飾ったほか、前線はウィリアン、バチュアイ、アザールの3トップとなった。また、今冬エバートンから加入のバークリーが移籍後初のベンチ入りを果たした。

▽ホームながら5バックを敷く守備的な入りを見せたブライトンに対して、チェルシーが立ち上がりから攻勢を仕掛けると、あっさりとゴールをこじ開ける。開始3分、右サイド深くで仕掛けたモーゼスの低いクロスがDFにディフレクトしてボックス中央のアザールの足元に渡る。ここで短いステップで右に持ち出したアザールが右足を鋭く振り抜いてゴールネットに突き刺した。

▽さらに6分には中盤でのカンテのボール奪取からアザールとバチュアイと細かいパス交換を見せたウィリアンがボックス中央で右足を振り抜くと、ややアウトにかかった鋭いシュートが右隅に決まった。

▽ここ最近の決定力不足が嘘のように電光石火の連続得点で一気にリードを2点に広げたチェルシーだが、ここからペースを落とすとホームチームの反撃に晒される。16分にはやや飛び出しが遅れてパンチングに距離が出なかったGKカバジェロがこぼれ球を拾ったスケロットを倒してしまうが、ここは主審がPKを取らず。直後のCKでは再びカバジェロの判断ミスからピンチを招くも、ここは相手のファウルによって事なきを得る。

▽バタつくGKカバジェロのパフォーマンスに不安を感じるチェルシーは、早い時間帯に試合を終わらせようと、果敢に3点目を狙いに行く。この流れの中でバカヨコ、ウィリアン、バチュアイと続けて枠内シュートを放っていくが、ここは相手GKライアンの好守に阻まれる。

▽その後は再び相手の攻勢に晒されると、30分にはグロスの右クロスをダフィに頭で合わせられるが、これはGKカバジェロが汚名返上のビッグセーブ。35分にはボックス内でルーズボールに反応したスケロットをバカヨコが後方から倒すが、ここでも主審はPKを取らず、事なきを得た。

▽幸先良く2点を奪いながらもチグハグな形で前半を終えたチェルシーは、後半も立ち上がりの50分にグロスの右クロスをゴール右のプレパーに頭で合わせられてポストに救われるなど、ピリッとしない入りとなる。

▽さらに58分にはセットプレーの守備で後頭部を打ったクリステンセンが一度はプレーに復帰も続行不可能となり、ダビド・ルイスの緊急投入を余儀なくされる。そのD・ルイス投入直後にはボックス手前中央で得たFKをキッカーのウィリアンが直接狙うが、壁を越えて右隅を捉えたシュートはGKライアンに触られてポストを叩く。

▽単発的にチャンスを作るものの流れが悪いチェルシーは最終ラインと中盤の距離感の悪さに加え、セカンドボールへの反応の鈍さから苦しい展開が続く。65分にはボックス内でセカンドボールを拾ったスケロットにゴール前に抜け出されるが、ここはGKカバジェロが何とか身体に当てて失点を許さない。

▽その後もホームチームペースが続く中、チェルシーの頼れるエースが試合を決める。77分、自陣左サイドでのスローインから攻撃を仕掛けたチェルシーは相手陣内を持ち上がったアザールがバチュアイのフリーランをオトリに左サイドから切り込んでペナルティアーク付近から右足のシュート。これがゴール左隅に決まった。

▽アザールのこの試合2点目でようやく試合を決めたチェルシーは、試合終了間際の89分にも途中出場ムソンダのフィードに抜け出したモーゼスが4点目を奪取。試合を通して苦しみながらも課題の決定力を見事に改善し、2018年リーグ戦初白星となるリーグ3戦ぶりの勝利を手にした。