ハァ〜ッ。目の前に置かれた「ばらちらし」を見て、いつも溜息をついてしまう。

鮨 石島(最寄駅:新富町駅)

黒いお重の中に芸術的に並べられた艶やかなネタがとにかく美しいのだ。しばし見とれたら、まずは白身や光り物、イカなどを狙ってパクリ。まろやかな赤酢のシャリと天然ものの魚介類の旨みが脳天にスパークし、まさに至福のひとときである。扱うネタはその日の仕入れで変わるが、マグロ赤身、カンパチ、〆サバ、穴子、玉子など10種類。ランチといえど妥協しないネタの質の高さ、〆る・煮るといった仕事の細やかさ、そして出来栄えの見事さに、「また食べたい!」と思わずにはいられない。

ばらちらし

彩りよく並べられたネタの美しさに職人の技量の高さがうかがえる。ネタは、その日の「にぎり」と同じものを使用

にぎり

にぎりの美しさも溜息モノ。実際には一慣ずつテンポよく供される。写真上段左から、マグロ赤身、カンパチ、〆サバ、真イカ、中段左からホタテ、だし(キュウリなどの野菜を細かく刻み、調味料と和えた山形県の郷土料理)、中落ち、アジ、下段左から玉子、穴子。ネタは仕入れにより異なる。「ばらちらし」「にぎり」ともにお椀が付く。

鮨 石島

東京都中央区銀座1-24-3 [TEL]03-6228-6539 [営業時間]11時半〜14時、18時〜23時(22時半LO)、土17時半〜22時半 ※ランチタイム有 [休日]日・祝 [席]1階カウンター10席、2階(夜のみ)座敷6席 計16席/予約可(昼は「おまかせ寿司」4000円〜のみ)/夜のみカード可/全席禁煙/サなし [交通アクセス]地下鉄有楽町線新富町駅2番出口から徒歩4分