業務報告に出席した李首相=19日、ソウル(聯合ニュース)

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◇平昌を「平和の五輪」に 米朝対話に外交力集中

 韓国政府は19日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相に行った業務報告で、平昌冬季五輪を機に北朝鮮と米国が対話に乗り出すよう、外交努力を集中する方針を示した。平昌五輪に北朝鮮が参加することを受け、開催成功に向けて万全の準備を進める一方、国際社会と共に朝鮮半島の平和構築のため最善を尽くすとした。統一部は平和五輪の構想を実現し、南北関係の発展と平和定着のための対話・協力を続けるとして、「南北対話が続き、南北関係の改善と朝鮮半島平和の転機にする」と強調した。

◇22年までに兵力50万人へと削減 兵役期間短縮も

 国防部は李首相に行った業務報告で、現在61万人の兵力を2022年までに50万人レベルへと削減し、21〜24カ月の兵役期間も段階的に18カ月に短縮するとした。また、北朝鮮の核・ミサイルの脅威を抑止し、北朝鮮の戦力に対応するため米国の戦略兵器の巡回配備と配備拡大に関する策を講じるとともに、近く開催予定の南北軍事当局者会談を軍事的緊張状態の緩和と平和的環境の整備に重点を置いて準備する方針を示した。

◇北朝鮮芸術代表団が点検のため20日訪韓 韓国側に通知

 北朝鮮が平昌冬季五輪に合わせた芸術団の韓国派遣に備え、事前点検のため20日に代表団を送ると韓国側に通知した。韓国統一部が明らかにした。代表団は三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長をはじめ7人で、20日に陸路で韓国入りし、2日間滞在する予定。玄氏は北朝鮮の人気女性音楽グループ・モランボン(牡丹峰)楽団の団長でもあり、15日の南北実務接触に北朝鮮側代表として出席していた。

◇文大統領の支持率67% 前週比6%下落

 調査会社の韓国ギャラップが19日発表した世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は67%で、前週から6ポイント下落した。不支持率は7ポイント上昇の24%。文大統領の支持率が60%台に落ち込んだのは、昨年9月第4週以来。ギャラップは「50代以上よりも40代以下で国政運営の肯定的評価(支持)の下落率が大きい」と説明する。調査は16〜18日、全国の成人1004人を対象に実施された。

◇旧正月の祭礼用食材購入費 前年比6.9%下落

 価格調査機関の社団法人韓国物価情報によると、韓国の家庭が今年の旧正月(2月16日)の祭礼用食材(4人家族・35品目)を伝統市場でそろえるために必要な金額は平均21万9000ウォン(約2万2800円)で、昨年より6.9%下落した。大型スーパーでは28万7000ウォンかかり、市場より28%高かった。

◇iPhoneの動作減速 検察が捜査へ

 米アップルがスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」旧機種の動作を意図的に遅くしたため被害を受けたとして韓国のユーザーが集団で損害賠償請求訴訟を起こしたことと関連し、検察はアップルに対する捜査の準備を整えた。アップルは先月、基本ソフト(OS)の更新により「iPhone6」など旧機種の動作速度を抑えたことを認め、バッテリーの劣化に伴う予期せぬシャットダウンを防ぐためだったと説明したが、ユーザーらは、動作減速はiPhone新機種の販売を増やすことが目的だったと批判している。