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「温朝食ラボ」はこのほど、「温かいスープ」「温かいコーヒー」「白湯」の3種類の飲料で体温上昇の比較検証を行い、その結果を明らかにした。

同検証は2017年11月24日〜25日、20〜30代の女性3名を対象に実施した。一日のうちで最も身体が冷えると言われる朝に、身体を温めるために飲むものは何が適しているかを調べることを目的とし、芝大門いまづクリニックの院長・今津嘉宏先生の監修のもと、サーモグラフィを用いて行った。

サーモグラフィでは、試料摂取前、摂取〜120分後までの上半身と両手を撮影。試験は2日間にわたって行い、飲料は4分かけて被験者に摂食してもらったという。

まず、温かいコーンクリームスープ120mlを摂取してもらったところ、摂取直後より体温が上昇し、腹部の体温が平均で最大約1℃上昇した。特に末梢の手においては、最大で約2℃の上昇が確認できたという。その後も上昇した体温が120分持続した。

温かいコーヒー120mlの場合は、摂取直後は体温上昇がみられたものの、末梢の手が20分後以降には低下する傾向であることがわかった。100分後には摂取前よりも体温が低下した。白湯120mlを摂取した場合、末梢の手が10分後から体温が低下し、45分後には摂取前よりもさらに低い体温となった。

3つの飲料を飲み比べた結果、摂取直後から体温が上昇し、継続的に身体を温めるのは、温かいスープであることがわかった。

検証の監修をした今津先生は、温かいスープが身体を温め、その効果が持続する理由として、スープに含まれる「とろみ」が大きく関係していると語っている。とろみがあると、飲食物が胃の中に停滞する時間が長くなるとのこと。

スープを摂取した場合、腹部の体温が最大で平均約1℃上昇したが、体温が1℃上昇すると、免疫力が約5倍高まるとされている。「一日のうち体温が最も下がる朝に大切なのは、朝食に温かいものを取り入れて身体を温めることです。それが冷えを解消し、免疫力を上げることにつながります」と温かいスープを朝食に取り入れるメリットを述べた。