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田中貴金属工業は1月18日、2017年の年間の資産用金地金・プラチナ地金の販売量と買取量を発表した。

2017年の金地金の販売量は、前年比34.4%減の1万7,978kg。一方、買取量は同24.8%増の2万2,392 kgとなった。2017年の金の国内平均価格は、前年(4,396円/g)より180円高い4,576円/gだった。

2017年の年明け以降、中東情勢や米新政権の政策実行力に対する不安感などからドル安が進行。また、東アジアにおける地政学リスクの高まり、欧州の政治的リスクの緩和、連邦準備制度(FRB)の資産圧縮に向けた動きなどもドル安に寄与したと考えられる。安全資産としての金への注目が高まり、9月の国際価格は年内最高値の1,350ドル/ozに到達。国内の金価格も、9月4日に年内最高値の4,751円/gを記録した。

プラチナ地金の販売量は、前年比45.7%減の8,310kgだった。一方、買取量は前年比13.8%増の4,094kg。国内のプラチナ平均価格は前年(3,535円/g)を12円下回った。

プラチナの国内価格は、総じて軟調だったものの、12月に3,400円台を割りこむと下落が加速し、12月15日には年内最安値の3,287円/gを記録し、約1年2カ月ぶりの安値に。割安感からプラチナ地金は12月に販売量が増加。12月の1カ月間の販売量は、1〜11月の平均販売量のおよそ2倍となった。