開幕戦は、2アンダーとまずまずの船出(撮影:村上航)

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6年ぶりに日本ツアーを主戦場とする石川遼が、まずまずの船出だ。日本とアジアの共同主管大会、国内男子ツアー開幕戦の「SMBCシンガポールオープン」第1ラウンド。午前スタートの石川は、6バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“69”、2アンダースタート。競技は雷雲接近により日没サスペンデットとなり、全選手がホールアウトはできていない状況ながら、暫定11位タイにつけている。

出入りが激しく、内容には不満が残った。10番スタートの石川は、出だしでパーオンを逃してボギー先行としたが、14、16、18番でバーディを奪って折り返す。アウトに入って2番でボギー、3番(パー4)はティショットを左に曲げてラテラルウォーターハザードの林に入れるなどダブルボギーと後退。続く4番(パー5)では2打目でカラーまで運んでバーディを奪うと、8番(パー3)で6メートル、9番(パー4)で3メートルを沈めて連続バーディ締め。“赤字”でホールアウトした。
「ナイスカムバックしたと思ったら、また出て行って、ナイスカムバック。ちょっと内容が悪いという風にいわざるを得ない状態」。全体半分の9ホールを1パットで仕留めるなどパッティングに助けられた面もあり、手放しで喜べる内容ではないが、一定の手応えもあった。
一時はオーバーパーまで後退したが、「ピンに行っているショットもあるので、全然分からなくなったという感じではない」と、手探り状態からは脱している。昨年秋からスイング改造に取り組んでおり、今大会は「50%の仕上がり」で迎えた。「カシオ(ワールドオープン)から試合がなかったけど、取り組んでいることがずっと同じなので、そのあたりの修正が効いたと思う。多少ブレても何が正しくて、何が間違っているのかすぐにイメージできた」と、修正力を身につけて上がり2ホールで成果を見せた。
実は石川、火曜日に首を痛めて水曜日のプロアマはハーフスイングでこなしたが、痛みの原因は肩甲骨と背骨の筋肉の腫れと分かった。ストレッチやアイシングなどセルフケアを行い、「昨日よりよくなった。フィニッシュは大きく取れず、スリークォーターぐらいだが、ほとんど飛距離は100%の距離で打てています」と快方に向かっている。力を入れて打てるようになったことでインパクトのタイミングがズレる場面もあり、修正力は見せながらも「ショットはまだ万全ではない」と反省。目標のシーズン初勝利に向けてスイング固めを進め、最高のシーズンインとしたいところだ。
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