1月15日、フランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴ(74)は、仏紙ルモンドに連名で寄稿したコラムでセクハラ告発運動の行き過ぎを批判したことで、セクハラ被害者が攻撃されたと感じたなら謝罪すると表明した。写真は昨年5月撮影
 - (2018年 ロイター/Jean-Paul Pelissier)

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[パリ 15日 ロイター] - フランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴ(74)は、仏紙ルモンドに連名で寄稿したコラムでセクハラ告発運動の行き過ぎを批判したことで、セクハラ被害者が攻撃されたと感じたなら謝罪すると表明した。

 リベラシオン紙に15日に掲載された書簡で、ドヌーヴは、「ルモンドのコラムによって攻撃されたと感じたかもしれないすべてのセクハラ被害者に謝罪する」と述べた。

 ただ、コラムの主張への支持は変えないとし、「メディアによるリンチ」や「弾圧的風潮」は好きではないとし、最近の群集心理は行き過ぎだと付け加えた。

 ドヌーヴや女性作家などフランスの女性100人は9日、仏紙ルモンドに連名でコラムを寄稿し、セクハラや性的暴力を告発する「#Metoo(私も)」運動について行き過ぎていると批判した。