2014年4月に東京で開かれた卓球の世界大会で、北朝鮮選手を応援する朝鮮総連の応援団(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は北朝鮮の平昌冬季五輪参加に関する17日の実務会談で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の応援活動を保障することで合意した。応援団の規模は明らかにされていないが、過去のケースを踏まえると、16年ぶりに数百人規模で来韓すると予想される。

 2000年の南北首脳会談後、融和ムードの中、朝鮮総連は01年5月に在日コリアンの洪昌守(ホン・チャンス、徳山昌守)の世界ボクシング協議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチを観戦するため来韓した。02年5〜6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会には在日本大韓民国民団(民団)との合同応援団として約200人、同年9月に釜山で開催されたアジア大会には441人の応援団を送った。

 17日の実務会談に韓国側首席代表として出席した統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官は会談後の会見で、「北側は朝鮮総連関係者の訪韓と応援活動参加を提案した」としながら、南北が合意した約230人の北朝鮮応援団とは別と説明した。

 朝鮮総連からの応援団に関し政府当局者は18日、02年のアジア大会に準じ、出入国の関連措置や競技会場への案内、身の安全の保護などを支援する予定だと述べた。

 朝鮮総連関係者のうち、韓国または日本の国籍ではない、いわゆる「朝鮮籍」の在日コリアンは、日本にある韓国の公館から旅行証明書の発給を受ければ韓国に入国することができる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放日)の演説で、在日同胞については人道的な見地から国籍を問わず「故郷訪問を正常化する」と表明。今月から入国審査の緩和措置が取られ、朝鮮総連系の人たちが訪韓しやすい状況だと、この当局者は伝えた。

 朝鮮総連側はすでに宿泊先や五輪入場券などの手配に入っているとされる。