閣議に向かう文大統領(左)と金副首相=18日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今年から毎月1回、経済副首相から定例報告を受けることが分かった。青瓦台(大統領府)関係者が18日、伝えた。

 文大統領はこの日午前、金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官から経済状況に関して初めての月例報告を受ける。

 文大統領はこれまで李洛淵(イ・ナクヨン)首相とも毎週月曜日に昼食を兼ねた定例会合を行い、国政の懸案全般について意見交換を行ってきた。

 文大統領が首相に続いて経済副首相とも定例会合を行うのは、経済状況を直接管理するとの強い意志によるものと分析される。

 大統領就任後、執務室に雇用状況を示すモニターを設置するなど雇用問題と非正規職の解消に注力してきた文大統領が、経済成果を国民が実感することを今年の主要目標に設定し、経済トップとの定例会合によって懸案を一つずつ解決していくという意味があるとみられる。

 文大統領は10日に行った新年記者会見で「新年の政府と私の目標は国民の平凡な日常を守り、さらによくすることだ」とし、「国民の意向と要求を羅針盤に、国民の皆さんが暮らしの変化を実感できるようにする」と述べた。

 年明けから最低賃金の引き上げや仮想通貨取引の過熱、ソウル・江南地域を中心とした不動産価格の高騰などの問題により経済に対する懸念が続く中で政府当局の政策の混乱も相次いでおり、大統領が自ら管理する必要性を感じたのではないかとの見方も出ている。