全豪オープンテニス、女子シングルス1回戦。リターンを打つアリーナ・サバレンカ(2018年1月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニス協会(WTA)は17日、現在開催中の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で選手の「うなり声」が問題になっていることを受けて声明を発表し、うなり声は「競技の一部」との見解を示した。

 女子テニス界ではマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)やビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)がショットを打つ時にうなり声を出すことで有名だが、メルボルンで行われている全豪オープンでは16日、選手の大きすぎる声を観客がまねる場面があった。

 問題の瞬間があったのは、ベラルーシの新鋭アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と地元期待のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)の一戦。19歳のサバレンカが発する甲高い声にいら立ったセンターコートの観客は、同選手のうなり声のまねを始め、主審が出した警告にはブーイングで応じた。

 これを受け、SNS上ではショットを打つ際のうなり声は相手選手の妨げになるなどとして元選手から批判の声も上がっていたが、WTAはこの日、「うなり声は、自然にある競技の一部。力強い呼吸とパワーの間には相関性がある」とコメントし、批判と反対の姿勢を取った。

「過度のうなり声が選手に影響を及ぼす問題にはみえないが、ファンの反応は認識している。彼らの懸念に対応するのは重要であり、過度のうなり声については現在、教育プログラムを通した取り組みで対処している」

 これまでテニス界ではうなり声について意見が二分してきたが、全豪オープンが開催されているオーストラリアでは17日、地元紙ヘラルド・サン(Herald Sun)が選手のうなり声はやりすぎかを問うネット投票を開始。94パーセントの読者が「イエス」と回答している。
【翻訳編集】AFPBB News