李明博元大統領(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)元政権の青瓦台(大統領府)高官らが情報機関・国家情報院(国情院)から裏金を受け取った疑惑と関連し、検察は李氏夫妻の海外歴訪の旅費などに国情院の資金が充てられた疑いがあるとみて捜査している。

 捜査当局によると、李政権で大統領第1付属室長を務めた金禧中(キム・ヒジュン)氏は検察に対し、国情院から受け取った特殊事業費のうち数千万ウォン(現在のレートで1000万ウォン=約104万円)を2011年10月の李氏の訪米を前にドルに換え、李氏側に渡したと供述したとされる。検察は、この資金が李氏夫妻の海外歴訪で一種の旅費として使われた可能性に注目している。

 金氏は国情院から1億ウォン余りを受け取った容疑で検察の捜査を受けている。検察は、大統領夫妻のスケジュールなど生活を管理する付属室長を通じ、李氏夫妻が国情院の資金を使用したのかどうかを調べている。

 一方、検察は16〜17日、国情院から裏金を受け取った収賄容疑などで、李政権で青瓦台総務企画官などを務めた金伯駿(キム・ペクジュン)容疑者と、民政秘書官を務めた金鎮模(キム・ジンモ)容疑者を逮捕した。両容疑者は李氏の側近として知られる。

 李氏側の関係者によると、李氏は17日はソウル・江南の事務所に出勤しない。李氏の関係者らは金伯駿容疑者らの逮捕を受けた対策を協議した上で、李氏の立場を明らかにする予定だ。