充電不要のスマートウォッチが登場! 人体と気温の温度差で発電して水泳中でも使える驚きの腕時計

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スマホと連携し、健康管理から電子決済までできるスマートウォッチに興味ある人は多い。
ところが現在のスマートウォッチは毎日の充電が必要だったり、スマートフォンに比べて機能が足りなかったりする。実際に使ってみると1ヶ月もしないうち使わなくなってしまうという話もよく聞かれる。

しかし、Matrixの「PowerWatch X」なら、もう日々の充電は不要になる。


充電不要のスマートウォッチ「Powerwatch X」


PowerWatch Xは、どうして日々の充電が不要でも使えるのだろうか。
実はPowerWatch Xは人間の身体の熱を使って充電することができるのである。

PowerWatch Xの裏ぶたの中には特殊な金属が埋め込まれている。
物理の法則で、2つの異なる金属を張り合わせると、両者の温度差で電気が生じる。
これをゼーベック効果というのだが、PowerWatch Xはまさにそれを利用している。
人体の熱と外気、この温度差を利用して発電するのだ。

実はPowerWatch Xの前に、初代の腕時計「PowerWatch」という製品が販売されている。
PowerWatchは日々の運動量を記録でき、歩数、歩行距離、消費カロリー、睡眠データをスマートフォンに送って健康管理ができる。しかしこれだけでは既存のスマートウォッチほど「スマート」な腕時計とは言えない。


運動量だけを記録できた初代モデルのPowerWatch


新しく発売になるPowerWatch Xは、上記機能に加えてスマートフォンからの通知を受けることが可能になる。
つまりスマホにチャットやメッセージが届いたら、即座にPowerwatch Xの画面に通知してくれる。
しかもPowerwatch Xは充電不要だから腕から外す必要は無く、移動中でも寝ている時でもいつでも通知を受けることができるのだ。

Powerwatch Xのディスプレイはカラーではなくモノクロディスプレイを採用している。
モノクロにすることで消費電力を押さえているのだ。さらに200メートル防水にも対応しており、水泳中でも外す必要がなく、「充電不要」の特徴を最大に活かしていると言える。


裏面からは見えないが、内部に特殊な金属板を内蔵する


しかし、充電不要のPowerwatch Xにも、弱点はある。
それは腕から外すと発電ができないことだ。また体温と外気温の温度差を使って発電するため、気温の高い真夏などでは発電効率が落ちるという。

とはいえそんな時はクーラーの効いた涼しい部屋へ逃げ込めばしっかりと発電される。またディスプレイには電池残量も表示されるので、電池が切れそうになったら腕にはめればよい。

初代のPowerwatchはクラウドファンディングで資金調達を行った際、アメリカに次ぎ日本からのオーダーが多かったという。そのため表示言語には日本語も含まれているそうだ。

Powerwatch Xの価格は直販で279ドル。
日本への発送も可能なので、スマートウォッチに興味ある人は購入を検討してみてはいかがだろうか。


山根康宏