画像提供:マイナビニュース

写真拡大

カナダBlackBerryは1月15日(米国時間)、コネクテッドカー向けのセキュリティ・ソフトウェア「BlackBerry Jarvis」を発表した。

同製品は、クラウドベースで動作するバイナリコードを静的にスキャンする。車載ソフトウェアをスキャンして脆弱性を特定するとともに、実用性に優れた深い洞察に基づく情報を数分以内に提供するとしている。

BlackBerryのCEOであるJohn Chen氏は、「JarvisはOEMメーカーにとって画期的な製品。Jarvisを利用することで、車両全体のコードベースに対するセキュリティの全体像を、ほぼリアルタイムかつ一貫した形で把握できる。同時に、脆弱性を予測・修正するとともに、コンプライアンスを保証し、サイバー犯罪者の一歩先を行くために必要な洞察や深層学習も実現している」と述べている。

Jarvisは、OEMやソフトウェア・サプライチェーン全体の独自ニーズに対応できるようカスタマイズされ、従量制方式で提供される。導入が完了すると、自動車メーカーはJarvisへのオンライン・アクセスが可能となり、ソフトウェア開発のどの段階でも、バイナリファイルを無制限にスキャンできる。

BlackBerryは既に世界の大手自動車メーカー数社とJarvisの試用を開始しており、Jaguar Land Roverは、コードのセキュリティ評価期間を30日から7分に短縮したという。

Jarvisは、ソフトウェアのサプライチェーンが複雑化し、緊急性を要する自動車業界向けに提供され、その後、医療や産業オートメーション、航空宇宙、防衛などの産業分野にも提供される予定。