ロナウジーニョが正式に現役引退! 来年8月以降にお別れイベント開催へ

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▽かつてバルセロナなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョ(37)が、この度正式にスパイクを脱ぐことになった。同選手の実の兄であり代理人を務めるロベルト・デ・アシス・モレイラ氏が16日、ブラジル『O Globo』で発表した。

▽アシス氏は『O Globo』で弟ロナウジーニョの現役引退を公式にアナウンスした。

「彼はフットボールを辞める。キャリアは終わった」

「彼のお別れに関して何か素晴らしいことをやりたいと思っている。おそらく、ロシア・ワールドカップ終了後の8月あたりに考えている」

「現在、我々はブラジル国内はもちろん、ヨーロッパやアジアで幾つかのイベントを考えている。同様にブラジル代表チームとのイベントも考えているよ」

▽2015年に母国のフルミネンセでプレーにして以降はフリーとなっていたロナウジーニョ。2017年にはバルセロナの大使を務めるなど、現役引退こそ明言していなかったが、フットボールから離れた日々を送っていた。

▽そんな中、同選手は先月に記者会見を開き、「来年にフットボールに別れを告げることになると思う。これまでプレーしてきたチームで、引退試合を行うかもしれないね。そのことについてはすぐに考えたい」と、2018年での現役引退に関して言及していた。

▽1998年にグレミオでプロデビューを果たしたロナウジーニョは、2001-02シーズンにパリ・サンジェルマンに移籍。さらに2003-04シーズンからバルセロナに加入すると、リーガエスパニョーラ2回、チャンピオンズリーグ1回とタイトルを獲得。自身も2005年のバロンドールを受賞するなどキャリアの全盛期を過ごした。

▽その後は2008-09シーズンからミランに加入し、2012年からはフラメンゴ、アトレチコ・ミネイロといったブラジルのクラブや、メキシコのケレタロでプレー。2015年にフルミネンセでもプレーしていた。クラブレベルでは公式戦513試合に出場し、190ゴール126アシストの数字を残している。

▽また、1996年にはU-17ブラジル代表でプレーしU-17選手権で優勝。その後も各年代別の代表に選ばれると、1999年にはフル代表に招集。2002年に行われた日韓ワールドカップでは、FWロナウド、FWリバウドと形成する“3R”が躍動。ドイツ代表を下して優勝を果たしている。ブラジル代表では通算97試合に出場し33ゴールの記録を残している。