ここ数年で画質が飛躍的に向上したスマートフォンのカメラ。昨夏からメインで使っている「AQUOR R」では、ちょっとしたスナップならこれだけで十分だと感じるまでになった。

 とはいえ、本格的なデジタルカメラも手放せない。比較するのはナンセンスかもしれないが、やはりまだまだスマホでは撮れない表現は多い。

「α7 II」(左)から「AQUOS R SHV39」に写真を転送

 筆者は先日、久しぶりに新しいカメラ「α7 II」(ソニー製)を購入した。撮影性能などは僚誌デジカメ Watchのレビューなどをご覧いただくとして、ここではスマートフォンに関連する機能をご紹介しよう。

 新しいといっても、2014年12月発売のモデルなので、流行に聡い読者諸氏にはご存じのことかもしれない。

 一昔前にカメラのスマホ連携と言えば、Wi-Fi機能搭載のSDカード「Eye-Fi」を使うのが王道だった。自動で写真を転送できて便利だったが、(カメラもスマホも)バッテリーの減りが早くなるのと、写真転送のタイミングで通信ができないといった課題があり、あまり使わなくなってしまった。

 この経験もあり、カメラのスマホ連携は重視していなかったのだが、「α7 II」を体験して、スマートフォン連携機能がより便利になっていると見直した。

 特によく使うのは画像転送。スマホに専用アプリさえ入れておけば、カメラのNFCにタッチするだけで、「Wi-Fiダイレクト接続→画像転送→Wi-Fi切断」という一連の流れが自動で実行される。操作は手軽で、Wi-Fiを使うのも必要最低限。バッテリー持ちにも優しい。

画像転送のほかに、スマートフォンをファインダーとして使う機能もある

Wi-Fi Direct用のSSIDなどが表示される

NFC搭載のスマートフォンならタッチするだけでいい

 今取った写真をスマホに転送して即SNSにアップしたり、一日分の画像をスマホに写してSDカードを空けるといった操作が手軽にできる。スマホ側のスペック向上もあり、数年前よりも快適に使える印象だ。

 ちなみに筆者は写真管理も、スマートフォンを中心に考えている。とりあえずGoogle フォトにアップロードして、ときどきパソコンへ移し替えれるというものだ。「AQUOS R」ならストレージ容量が大きいので、頻繁に移し替えることもないし、転送もUSB 3.0接続を使えば高速でできる。

 厳密な管理やきちんとした画像編集が必要な写真はパソコンを使うが、ちょっとしたスナップ写真などはスマートフォンだけで管理できそうだ。