アメリカの18歳以上の消費者の16%がスマートスピーカーを所有していることがわかりました。所有者の65%は「スマートスピーカーのない生活には戻りたくない」と回答し、生活に密着した用途で活用していることがわかりました。2月中に発売されるとの予測もあるAppleのHomePodが、急成長する市場でどこまで存在感を発揮できるか、注目です。

アメリカの公共放送局がスマートスピーカーの消費者調査

アメリカの公共放送局、NPRと市場調査会社のEdison Researchは、スマートスピーカーに関する調査結果を発表しました。
 
調査は、2017年12月26日から30日に実施した全米の18歳以上の男女1,010人への電話調査と、事前調査でAmazonかGoogleのスマートスピーカーを所有している18歳以上の806人に11月17日から22日に実施したオンライン調査を合算して集計しています。

全米の18歳以上、16%がスマートスピーカーを所有、3,900万人に相当

調査の結果、アメリカの18歳以上の消費者の16%がスマートスピーカーを所有していました。人口に換算すると3,900万人に相当します。
 

 
この16%という所有率は、2017年1月に実施した調査から128%も伸びています。なお、16%の内訳は、Amazonが11%、Googleが4%という比率でした。
 

 
また、2017年のホリデーシーズンに、7%のアメリカ人がスマートスピーカーを購入しています。その半数強に当たる4%は、初めてのスマートスピーカー購入でした。
 

使用者の65%「スマートスピーカーのない生活には戻りたくない」

スマートスピーカー所有者の65%は、「スマートスピーカーのない生活には戻りたくない」と回答しており、多くのユーザーにとって生活に密着したものとなっているようです。
 

 

また、スマートスピーカー所有者の38%は、追加のスマートスピーカー購入を検討しています。
 

スマートスピーカーを使って34%がスマホの使用時間が減少

スマートスピーカーを使うことで減った時間(複数回答)は、トップが「従来のAM/FMラジオ」で39%、以下「スマートフォン」34%、「テレビ」30%、「タブレット」27%、「コンピュータ」26%などとなりました。
 

 
時間帯別のスマートスピーカーの用途トップ3を並べたのが以下の表です。
 

 
朝は交通情報、天気、ニュース、夕方にはレストランやレシピの検索、食品の注文、夜はゲーム、メッセージ送信、子供向け物語、深夜にはホームデバイス操作、オーディオブック、タイマー・アラームがそれぞれ上位を占めており、ユーザーの生活に密着した使われ方をしていることがわかります。

AppleのHomePodは2月中には発売との予測も

当初は2017年12月に発売予定だったAppleのスマートスピーカーHomePodは、発売が2018年初頭へと延期されており、2月中にも発売されるのではないか、との予測もあります。
 

 
2018年、スマートスピーカー市場は急成長を遂げると予測されており、後発でライバルより高価格帯というハンデを背負うAppleがどこまで存在感を示せるか、注目を集めることとなりそうです。

iOS11.2.5にはHomePod向けらしき機能も

現在開発者向けベータと登録ユーザー向けパブリックベータが公開されているiOS11.2.5には、HomePod向けと見られる機能が追加されています。
 
なお、当初の発売予定国はアメリカ、イギリス、オーストラリアで、日本などでの発売予定についてはまだ情報がありません。

 
 
Source:NPR via 9to5Mac
(hato)