執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

呼吸が苦しくなる不快な鼻づまり。薬を使わずに、いますぐ鼻づまりを解消できる技をご紹介します。

鼻呼吸には口呼吸にない機能がある

風邪やアレルギーで起こる鼻づまり。息苦しく、仕事や家事にも集中できない……。
酸素だけなら口からでも取り入れることはできますが、鼻からの呼吸が重要なのは、吸った空気を加湿すること。鼻を通して体に酸素を取り入れることで、喉を乾いた空気から守るとともに、体にウイルスなどが入るのも防ぐことができるのです。

鼻づまりの原因は多くの場合、複合的

鼻づまりが起こる原因はいくつかあります。鼻水が鼻の中に溜まって、鼻が詰まってしまっていること。また、アレルギーなどにより鼻の粘膜が炎症を起こしていることも考えられます。さらに、先天的または怪我などの影響から鼻の骨が曲がってしまい、空気の通り道が細くなることで鼻づまりを起こしている場合もあります。ほとんどの場合が、複数の原因が重なって鼻づまりが起こっているのだそう。そんなやっかいな鼻づまりを解消する、手軽な方法をご紹介します。

鼻づまりをラクにするためにいますぐ試せる方法5

1) 鼻のツボを押す

鼻の諸症状によく効くツボが「迎香(げいこう)」。鼻づまりや鼻水、花粉症などにも効果があるとされています。ツボの位置は小鼻の両脇。3秒押したら、少し休み、また押すというのを数回繰り返しましょう。

2)鼻を温める

鼻の血行をよくすることで、鼻の通りをよくすることができます。濡らしたタオルを軽く絞り、500Wの電子レンジで30秒ほど加熱。人肌より少しあたたかい40度くらいになるように調節したら、それを鼻にのせて温めます。蒸しタオルの蒸気を吸い込むことで、鼻の中に適度な湿気を与え、鼻の機能を回復させるという作用も。

3) 息を止めて、吐く

一度、息を止めることで、脳が酸素を欲するように指示。その作用で、鼻の空気の通り道が広がり、鼻で呼吸がしやすくなります。
やり方は、まず、息を吸った後に思いっきり吐きます。その状態で鼻をつまみ、息を止めたまま頭をゆっくり上下に動かします。これを、息が限界になるまで続けましょう。

4)鼻うがいをする

鼻づまりの原因の一つに、鼻の粘膜にホコリやゴミがつき、それが鼻の粘膜を刺激して鼻水を出したり、炎症を起こしたりしている可能性が考えられます。そこで、鼻の粘膜のホコリやゴミを洗い流す方法が、鼻うがいです。
ぬるま湯200ccに塩小さじ1/2を加えたものをコップに用意。それを片方の鼻に流し込み、逆の鼻の穴または口から出します。鼻うがい専用のチューブつき容器も販売されているので、活用してもよいでしょう。

5)空気を加湿する

鼻は乾いた状態だと、機能が低下します。吸い込む空気を加湿することで、鼻に適度な湿度が与えられるので、機能が回復します。加湿器を使うのはもちろん、マスクをつけることも効果的。鼻を温めるとともに、口から吐く息の湿気で鼻が乾くのを防ぎます。