チーム2点目を奪ったU-21日本代表MF三好康児(札幌)

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[1.16 AFC U-23選手権 U-21日本3-1U-23北朝鮮 江陰]

 AFC U-23選手権グループリーグ第3節が16日に行われ、U-21日本代表がU-23北朝鮮代表と対戦。前半32分にDF柳貴博(FC東京)、同43分にMF三好康児(札幌)のゴールで前半だけで日本が2点をリードすると、後半に北朝鮮に1点を返されながらも、同28分にFW旗手怜央(順天堂大)が加点し、3-1の勝利を収めた。3連勝で首位通過を決めた日本は、19日の準々決勝でA組2位のウズベキスタンと対戦する。

 2連勝で決勝トーナメント進出を決めている日本は、13日の第2戦タイ戦から先発全員を入れ替え、この一戦を迎えた。システムは変わらず3-4-2-1を採用し、GKに波多野豪(FC東京)、最終ラインは右から柳、DF庄司朋乃也(金沢)、DF古賀太陽(柏)、ボランチにMF伊藤洋輝(磐田U-18)、MF森島司(広島)、右アウトサイドにMF長沼洋一(岐阜)、左にMF浦田樹(北九州)を配置し、シャドーに三好、旗手、1トップにFW小松蓮(産業能率大)を並べた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半6分にゴールを脅かしたのは日本だった。伊藤が蹴り出したCKのこぼれ球に反応した三好が左足ダイレクトで合わせたシュートは枠を捉えたものの、ゴールマウス内にいた相手選手にブロックされて先制点を奪うには至らず。さらに同21分には伊藤がミドルレンジから積極的にシュートを狙うも、相手GKの正面を突いてしまった。

 その後も主導権を握って試合を進めると、前半28分に好機を創出するが、中央突破した旗手のラストパスに走り込んだ伊藤が狙ったシュートは枠を捉え切れず。しかし同32分、伊藤が蹴り出したFKをゴール前の柳が左足で押し込み、日本が先制に成功した。さらに同42分には右サイドから切れ込んだ長沼のスルーパスで抜け出した旗手が決定機を迎えるも、シュートは枠を捉え切れなかった。

 しかし、前半終了間際の同43分、前線に運んだ旗手のスルーパスから左サイドを駆け上がった伊藤の折り返しを、中央に走り込んだ三好が左足で冷静に蹴り込んでリードを2点差に広げる。

 日本が1-0とリードしたまま後半を迎えると、後半7分に自陣深くで古賀のパスミスを奪われると、最後は波多野と1対1になったFWキム・ユソンにネットを揺らされ、北朝鮮に1点差に詰め寄られてしまう。この失点は日本にとって今大会初失点となった。その後も圧力を強める北朝鮮に押し込まれる展開となるが、体を張った粘り強い守備で同点ゴールを許さずに試合を進めていく。

 すると後半27分、PA内で仕掛けた旗手がDFキム・ナムイルのファウルを誘ってPKを獲得。旗手自身がキッカーを務め、蹴り出したシュートはポストに弾かれながらも、相手GKに当たってゴールラインを割り、再びリードを2点差に広げた。

 リードを広げた日本ベンチが動き、同29分に三好に代わってMF高木彰人(G大阪)、同33分に浦田に代わってMF遠藤渓太(横浜FM)がピッチへと送り込まれる。その後は北朝鮮に攻勢を許すが、同40分にキム・ユソンに至近距離から放たれたヘディングシュートを波多野が弾き出すなど、得点を許さず。3-1の勝利を収めてGL首位通過を決めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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