肌の乾燥には欠かせないハンドクリーム、実は手だけではなくて顔に塗って使う人もいます。「手に塗るものを顔に塗っても大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、ハンドクリームとフェイスクリームには明確な違いはないのです。この記事では、ハンドクリームを顔に塗ることの効果や注意点についてご説明します。

ハンドクリームの成分はフェイスクリームと似ている

保湿ケア用品の中には、ハンドクリームの他にもフェイスクリームやボディクリームなど様々ありますよね。実はこれらのクリームには、何か決められた違いはありません。含まれている成分には多少の違いがもちろんありますが、「○○が入っていないとハンドクリームではない」というような規定はないのです。ですからフェイスクリームとして使っているものの中には、ハンドクリームとほとんど変わらないような成分が配合されているものだって存在します。ですから、「ハンドクリームだから」と言ってハンドクリームを手だけに使う必要はないということです。ハンドクリームを顔に塗ることも、フェイスクリームを手に塗ることも何も問題はありません。

ハンドクリームには油分が多い

ハンドクリームと銘打った商品は、手の保湿に向けてつくられています。手は顔などとは違って皮膚が厚いため、ハンドクリームには保湿のための油分がたっぷり含まれているのです。ですから油分の多いハンドクリームを顔に塗ると、フェイスクリームや化粧水よりも高い保湿効果が期待できます。ただし油分が多すぎると、顔がベタベタとしてしまいます。油分が過剰になることでニキビができやすくなるリスクもあるため注意ですね。

ハンドクリームの方が刺激は強い

フェイスクリームとハンドクリームを比べると、刺激が強いのはハンドクリームの方です。皮膚の熱い手を保湿するためには、たっぷりの油分の他に尿素が使われています。また、顔よりも手の方が刺激に強いため、多少刺激のある安価な成分が使われていることも多くあります。そのためハンドクリームは刺激あり、フェイスクリームは低刺激になっているのです。そんなハンドクリームを顔に塗ると、フェイスクリームのときにはなかったような炎症やかゆみが生じることもあります。

ハンドクリームを顔に塗るなら丁寧に

保湿力は高いですが刺激の強いハンドクリームは、塗り方にさえ気をつければ顔にも使うことができます。顔にハンドクリームを塗るときは、しっかりクリームを手のひらで温めて伸びやすくしてから使いましょう。あまりべったりとはつけずに、薄く伸ばすようにして重ねていってください。また、刺激が強いですから尿素入りのハンドクリームは顔に使うのは避けてください。ブランドの商品によっては顔には使わないでください、と購入時に注意されることもあるのでその場合は従ってくださいね。


writer:さじや