全豪オープンテニス、女子シングルス1回戦。リターンを狙うアンゲリク・ケルバー(2018年1月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は16日、女子シングルス1回戦が行われ、2016年大会女王で第21シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が6-0、6-4で同胞のアンナ・レナ・フリードサム(Anna-Lena Friedsam)を下し、2回戦に進出した。

 元世界ランク1位で、今季の四大大会(グランドスラム)第1戦でタイトル獲得に向けて現在最も波に乗っている選手の一人であるケルバーは、会場のハイセンス・アリーナ(Hisense Arena)で世界ランク388位を相手に第1セットをわずか17分で制した。第2セットに入ると、フリードサムも反撃を開始して2ゲームをブレークしたが、最後はケルバーが自分の仕事を全うした。

 今月18日に30歳になるケルバーは、「序盤は良い滑り出しでしたが、アンナのプレーが徐々に良くなっていきました。最後は1ポイントずつ必死にプレーしていましたが、次のラウンドに進めて最高です」とコメントした。

 2016年は全豪オープン決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破り、ドイツ勢としては1999年のシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏以来のグランドスラム覇者となったケルバーは、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)も制するなど素晴らしいシーズンを過ごした。2017年は世界ランク1位でスタートしたものの、その後はスランプに陥ってシーズン終了時には同21位まで後退した。

 しかし、ケルバーは今月に入ると男女混合国別対抗戦の第30回ホップマンカップ(Hopman Cup XXX)で連勝を飾り、シドニー国際(2018 Sydney International)でも全米オープンを最後に27大会遠ざかっていたタイトルを獲得して自信を回復。セレーナが欠場した今大会では、ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)や前回覇者のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)、そして第10シードのココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe)ら米国の強豪がすでに姿を消すなかで、上位進出の可能性が高くなっている。

「2017年には、もうさよならを言いました。振り返りません。手応えを感じていますし、ここ数週間の調子を持続できるようにしていきます。次もコートで楽しめるように頑張ります」と語ったケルバーは、18日の2回戦でクロアチアのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic)と対戦する。

 このほかでは、第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と第8シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)がともに初戦を突破。米国勢はこの日も不運が続き、マディソン・ブレングル(Madison Brengle)が第9シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)に敗れた。
【翻訳編集】AFPBB News