ビーナス、ベンチッチに敗れ1回戦敗退、スローン・スティーブンスも[全豪オープン]

写真拡大

ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)に1回戦で敗れ、ウイリアムズ姉妹は「全豪オープン」から姿を消した。

昨年は妹のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との決勝戦で敗れて準優勝となったが、今年は妹のセレナが欠場している。
セレナはオープン化以降最多となる4大大会23度の優勝を遂げたが、第1子の妊娠出産のためにそれ以来プレーしていない。

6-3、7-5で敗れたビーナスは、ベンチッチとの5度の対戦で初めて負けを喫した。ベンチッチは昨年の「全豪オープン」では1回戦でセレナに敗れている。

20才のベンチッチが第8ゲームで5本のブレークポイントをしのいだ後で雨が降り出し、ロッド・レーバー・アリーナの屋根が閉まるまで30分近く試合が中断した。ベンチッチは中断後は勢いに乗り、6ポイントを連取してサービスゲームをものにすると、続いてセットを奪った。

ベンチッチは今シーズン1週目に開催された「ホップマンカップ」のスイスチームでロジャー・フェデラー(スイス)と組み、4大大会19度の優勝を誇るフェデラーの両親らの声援を浴びながら、月曜日に優勝を果たした。

この優勝が助けになったに違いない。ベンチッチはまたもや1回戦でもう一人のウィリアムズと対戦することになった驚きを克服した。

「正直言って、みんなの最初の反応は『ああ、運が悪かったね』でした。たしかに、1回戦はもう少し楽な相手とプレーして、自分のリズムを掴めたほうがありがたいです」とベンチッチは言った。

「でもすごいことです。子供の頃に二人をテレビで観ていたんですよ。まさか二人と対戦できることになるなんて、思ってもみませんでした」とも語っている。

ウィリアムズが敗退する前には、「全米オープン」を制したスローン・スティーブンス(アメリカ)が2-6、7-6 (2)、6-2でジャン・シューアイ(中国)に敗れていた。

第13シードのスティーブンスは第2セットの第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたものの、このサービスゲームを落とすと、タイブレークでも競り勝つことができず、第3セットも奪われた。

昨年の「全米オープン」で初めてグランドスラムのタイトルを獲得する快挙を成し遂げて以来、ツアーレベルの試合では1度も勝てていないスティーブンスにとっては厳しい初戦が続いており、今シーズン初のメジャー大会となった「全豪オープン」の初戦の相手は、シードからわずか2つ下の世界ランク34位の選手となった。

スティーブンスは昨年の「全豪オープン」は左足の怪我のために出場できず、そのまま「ウィンブルドン」までツアーを離れていた。「全米オープン」決勝でマディソン・キーズ(アメリカ)を倒して以来、8試合で負けを喫している。

「スローンはとても上手で、みんな知ってることですけど、『全米オープン』の優勝者で、すごい選手です」とジャンは言った。「私はとてもハードな練習を積んできました。どんな試合でもどんな相手とでも戦える準備を整えてオーストラリアへ来ました。だから今日は勝てたんです」


(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦敗退となったビーナス・ウイリアムズ
(AP Photo/Vincent Thian)