DF古賀太陽(柏レイソル)が「誰が出ていないから勝てなかった、と言われたくない。しっかり自分たちが結果を出したい」と覚悟を持って朝鮮民主主義人民共和国戦に臨む。

 AFC U−23選手権、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた森保一監督は、グループリーグ最終戦で大幅なメンバー変更を示唆。古賀は先発が予想される“ビブス着用組”で調整を行い、今大会初出場へ「すごく大事な試合になる。しっかりと結果を出したい」と意気込んだ。

 東京五輪を見据える日本は、2年後の2020年にU−23(23歳以下)になる世代、つまりU−21(21歳以下)で構成されたチームでこの大会を戦っている。東京五輪への準備はまだ始まったばかりで、チームも選手も“2年後”にどうなっているかがポイントではあるが、「やっぱりオリンピックに出たいという気持ちは強いんで」と古賀の今大会に懸ける思いは強い。

「今はすごくチャンスだと思うし、明日の試合も大事になってくる。しっかりと自分のプレーを出して、使ってもらえるようにアピールしていきたい」

 まずは巡ってきたチャンスを生かすこと。北朝鮮戦は「球際のファイトも表現できるチャンスなので、負けないようにしっかりと対応していきたい」とここまで続いている無失点を継続しつつ、「前への供給や縦パスをストロングポイントとして出していきたい」とビルドアップのイメージを膨らませた。夢の舞台に立つために――。古賀太陽が北朝鮮戦で足跡を残し、サバイバルレースのスタートラインに立つ。

取材・文=高尾太恵子