大学受験で避けられない登竜門、センター試験が2018年も幕を閉じた。「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さん(44)、「オードリー」の春日俊彰さん(38)が受験するなど、注目を浴びた年であった。

そんな今年のセンター試験の科目のうち、日本史Bでは「ゆるキャラ」が問題文に登場し、ネット上で話題を呼んでいる。

「観光といえばくまモンのようなゆるキャラは外せない」


出世大名家康くん(2015年撮影)

ゆるキャラが出現したのは、6つの大問のうち、第1問で、ある自治体の観光課にいる2人の会話から。問題文の冒頭で、「観光といえば、(中略)『くまモン』のようなゆるキャラは外せない」と始まる。

その後も「深谷市は『ふっかちゃん』でアピール」、「彦根市の『ひこにゃん』のように戦国大名や江戸時代の領主が地域を代表するキャラクターになる」、「(編注:浜松市の)『出世大名家康くん』は徳川家康がモデルだが(中略)地域の歴史・産物を圧縮したキャラクター」と説明されている。

いずれも、解答の選択肢にはなっていなかった。

ツイッター上では、試験の問題文に現れたゆるキャラ達に対し、

などといった反応が続出した。