会見する白報道官=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は15日の定例会見で、北朝鮮の官製メディアが文在寅(ムン・ジェイン)大統領の新年会見を強く非難したことについて、「南北間の相互理解と尊重という精神の下、南北関係改善を推進していく努力が重要」との立場を示した。

 北朝鮮メディアは前日、文大統領の新年会見に対し、「南朝鮮(韓国)当局は錯覚してはならない」「(南朝鮮が)我々の冬季五輪参加を実現しようと躍起になるのは関係改善問題の延長線上に『北の核放棄』の実現を見据え、我々を誘導しようとしているためだ」と非難。その上で「平昌冬季五輪に参加する代表団を乗せた列車やバスはまだ平壌にある」とし、五輪参加への決定を翻すこともあり得るとけん制した。

 文大統領は10日の新年会見で、「南北対話を南北関係改善の契機とし、ひいては北朝鮮核問題を対話によって解決する契機に発展させていく」と強調した上で、「朝鮮半島の非核化は譲歩できない」などと発言した。

 白報道官は「北朝鮮側もさまざまな事情と立場があるだろう。それを表現したもので、それ以上言及する内容はない」と話した。