15日、韓国の交通事故死亡率は年々低下しているというが、日本はさらに韓国の3分の1程度と低く、韓国メディアがその秘訣(ひけつ)について報じた。写真はソウルの駐車場。

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2018年1月15日、韓国の交通事故死亡率は年々低下しているというが、日本はさらに韓国の3分の1程度と低く、韓国・SBSがその秘訣(ひけつ)について報じた。

韓国の人口10万人当たりの交通事故死亡率は8.5人と年々低下してきてはいるものの、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では依然として高い水準にあるのが現状だ。一方の日本は昨年、歴代最低に当たる3694人を記録。最多だった1970年に比べると5分の1に過ぎず、死亡率も2.91人と韓国の3分の1程度という。

SBSが秘訣の一つとしてまず紹介しているのは「交通安全教育」。専門のスタントマンらによる迫力の事故シーンの再現など、日本全国で年間100回以上行なわれていると伝えている。その他、全国的な交通安全キャンペーンおよび救急医療体系の整備、それから道路安全施設の補強などを主な要因として挙げている。

また、SBSは1998年に日本で導入された「高齢者運転免許自主返納支援制度」についても紹介。65歳以上のドライバーの適性検査期間を10年から5年に短縮、75歳以上は免許の更新ごとに認知症の検査を受けるようにした制度で、「513万人に上る75歳以上の高齢ドライバーに対する対策も一役買った」と評価している。

日本は、今後2020年までに交通事故死亡者数を世界最低水準の年間2500人以下に減らす計画だという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「さすが先進国の日本。見習うべきことは見習おう」「日本は歩行者が優先。基本的な運転教育がしっかりしている先進国」と日本の取り組みに称賛コメントが相次いでいる。

また、記事で、97歳の日本人高齢ドライバーが「100歳まで免許を更新しようと思ったが、高齢者が事故の加害者になっている実情を見て免許を返納した」と話したことが紹介されたことについて、「90代の高齢者がこんなに美しい精神を持っていることに驚き」「他人に被害を与えてはいけないという精神を持ってこそ国が発展する。韓国もあのおじいちゃんのような人が当たり前にいる国になりますように」など、かなり衝撃的だったようだ。

一方で、韓国については「韓国では車は殺人マシーン」「韓国は車が優先だから」「韓国は誰にでも運転免許を与え、管理がなってないのが現状」と嘆き節が続出。中には「日本の文化意識は本当にうらやましい。韓国国民はもっと反省すべき」と警鐘を鳴らすユーザーも登場した。(翻訳・編集/松村)