デーモン閣下(写真:アフロ)

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大相撲は14日、初場所初日を迎える。13日放送、NHK「サタデースポーツ」には、好角家として知られるミュージシャンのデーモン閣下が出演。様々な騒動の中で迎える初場所の展望を語った。

元横綱・日馬富士の傷害事件に大きく揺れた相撲界。デーモン閣下は日本相撲協会の自浄能力が疑問視され、後進指導における暴力問題が解決していないと露呈されたとし、「すっきり全部が終わっていないまま初場所を迎える感じがするので、相撲協会の人にはまだまだ終わったと思わずに、ちゃんと今後も対応を考えてもらいたい」と苦言を呈した。

一方、力士たちには「本来見るべき土俵の上の勝負一つひとつがポイントになってくるので、このへんを肝に銘じて、みんな正念場だと思って本場所に取り組んでもらいたい」と述べている。

気になるのは、ともに4場所連続の休場から再起をかける稀勢の里と鶴竜だ。5日の稽古総見では、鶴竜が13勝1敗と好調だったのに対し、稀勢の里は2勝6敗と不安が残る内容だった。

デーモン閣下は、鶴竜が腰に不安を抱えており、調子の良い日と悪い日があることを指摘。稽古総見では良かったが「だからといって手放しに安心して初場所を迎えられるかというと、どうだろう」と、15日間をどう乗り切るかが重要と予想している。

一方の稀勢の里については、「いろいろな故障をバランスよく調整しながら本来の自分の相撲に戻していくのがなかなか難しいのかな」とコメント。「攻撃する姿勢、下半身をどっしりさせること」を、本場所までに調整できたがポイントになると述べた。

初日は白鵬が阿武咲、鶴竜が北海富士、稀勢の里が貴景勝と、3横綱とも番付を上げてきている期待の若手との取組。デーモン閣下は「3人とも気合を引き締めていかないと、ひと波乱、ふた波乱、さん波乱あるかもしれないよ」と、横綱たちに檄を飛ばしている。

特に、貴景勝と対戦する稀勢の里に対し、デーモン閣下は「自分が攻めていくんだという気持ちを失わないでやらないと、痛い思いをするよ」と警鐘を鳴らした。

また、安美錦(39)、豪風(38)、嘉風(35)のベテランたちについて、デーモン閣下は「みんなの鑑」と称賛。毎日取組を見たくなる「ゼニが取れる相撲」で「プロ意識がすごく強い」と賛辞を続け、「今場所を沸かせてもらいたい」と期待を寄せている。