5日、日本を訪れた中国人観光客がこのほど、その時の思い出を自身のブログにつづっている。

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2018年1月5日、日本を訪れた中国人観光客がこのほど、その時の思い出を自身のブログにつづっている。以下はその内容だ。

日はまだ落ちていないが、大きな街でもないので、すぐにすることがなくなってしまった。そこで中国人観光客の間で有名なカフェに行って過ごすことにした。訪れてみると、店構えは大きいのだが、店内はそうでもない。

実を言うと、私は以前上海でカフェを開いていたことがある。経営がうまくいかず、しばらくして店はたたんでしまったが、コーヒーについては多少の心得がある。

少し詳しく言うと、コーヒーの世界はいくつかのスタイルに分けられる。イタリア系のエスプレッソコーヒーに米国のアメリカンコーヒー、日本にも昔ながらのドリップコーヒーがあるほか、ベルギーのサイフォンコーヒー、フランスのプレス式、ベトナムコーヒーなどもある。

主要なのは最初の3種類だが、私たちが普段よく飲むスターバックスは90%がイタリア系だ。何たらモカやラテ、カプチーノもそう。残りの9%がアメリカン。エスプレッソをお湯で割るスタイルのコーヒーで、アメリカーノと呼ばれる。そして残る1%が日本のコーヒーで、最も特徴的なコーヒーだ。私が開いた店では日本式のコーヒーを売りにしていたのだが、結果は惨敗だった。

さて、店に入り、席に着くと、店員がメニューを手にやって来たのだが、コーヒーはほんの5〜6種類しかないことに気付いた。横では親子らしき3人が自分で豆を手びきしている。「あれはどのコーヒーですか」と聞くと、メニューの一番上の600円のコーヒーだという。携帯で計算すると、37.5元くらいだ。高くはないが、もともと1杯200円程度のコーヒーを飲もうと思っていた。もう少しメニューをじっくり見てみると、「blended」という単語が目に入った。まさか、ブレンド豆か。

ここで再び豆知識。私たちが普段よく飲んでいるエスプレッソコーヒーは豆を何種類か混ぜたブレンドコーヒーだ。ブレンドの配合比率はそれぞれ門外不出。だが、日本の高級ドリップコーヒーはシングルオリジンだ。つまり、単一品種の豆を使い、それぞれの豆が持つ個性を追求するコーヒーのことだ。

だからコーヒーのセミプロである私はブレンドは選ばない。シングルオリジンはないかと聞いたが、徒労に終わった。結局1杯37.5元のブレンドコーヒーを飲むことになった。つまるところ、ここは観光地であってコーヒーを楽しむ場所ではないということだ。客に豆をひかせるのも、単なる営業スタイルの一つなのだ。値段が良心的なのだけは幸いだったが…。

コーヒーを飲み終えると、夜のとばりが落ち始めていた。北海道は日が落ちるのがずいぶん早い。(翻訳・編集/岡田)