12日放送の「たけしのニッポンのミカタ!」(テレビ東京系)で、日本が中国骨董品の「草刈り場」となっている現状が紹介された。

番組では、名古屋市の高級ホテルで開催されたオークションを取材し、競売の様子を伝えていた。参加者の7割以上が中国人で、墨が220万円、硯が750万円などで次々に競り落とされていた。

なかでも現代中国画家の巨匠・斉白石(さいはくせき)の水墨画は1200万円で落札され、スタジオ出演者たちを驚かせた。なお、参加者の多くはコレクション目的の中国の富裕層だが、転売目的のバイヤーもいるということだ。

日本に古美術品を買いに来る理由として、50代の古美術品経営者は「今の日本人は古美術品の価値を知らない。親が集めた宝物を信じられない値段で売る」と明かす。背景には、1972年の日中国交正常化以降、日本に中国の古美術品が流入したものの、その後の代替わりなどで手放す日本人が急増したことにあるという。

古美術品経営者は「日本人にはいらないものでも私たちには宝物。それが簡単に手に入る」と述べた。また番組ナレーションは「いま日本は彼らにとってのお宝が安く手に入る“草刈り場”になっている」と告げていた。

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