冷えでガチガチになった背中と脚をほぐす簡単ヨガポーズ

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寒さ本番の1月。寒くて体をすくませて生活し続けていると、体がガチガチに凝っていることに気がつきます。

体中が凝り固まってしまうと、冷えやむくみなどの滞りも気になり、寒さに負けてしまいます。こんな時は、ガチガチに固まった体を伸ばして巡りのいい状態にしておきましょう。ヨガインストラクターである筆者が、簡単にできるヨガポーズをご紹介しましょう。

■寒さで足がパンパンになっていませんか?

特に何もしていないはずなのに、足がパンパンになっている。靴がきつい。冷えとむくみが気になる。などの症状はありますか?

寒さで非活動的になった体は滞り、硬くなっていきます。また、冬のブーツや厚着の服装で、体の動きを妨げられやすいのも原因の一つ。

■寒さですくみやすい上半身は、肩、首、腰のコリに

寒さでつい肩をすくめる姿勢になっていませんか?この時期、筆者の担当するヨガレッスンでお会いする生徒さんたちも、ヨガポーズを取っているのに、リラックスできず、肩と首だけがすくんで強張っている姿勢をよく見かけます。

無意識の姿勢なので、まずは意識してあげること。すくめた肩に気がついたら、肩、肩甲骨、鎖骨の3点を下へ下げるように意識して、首と肩を引き離す癖をつけましょう。それだけでも肩周りの滞りを防ぐ策の一つとなります。

■ガチガチになった体をリセット「パールシュボッターナ・アーサナ」

(1)両腕を背中側へ回し、両手を合掌します。指先が上を向くようにしましょう。

(2)背中側で合掌の姿勢が難しければ、両肘をつかむポーズでもOK。

(3)両脚を前後に大きく開きます(写真では右足が前)。後ろの足は、指先が外に向くようにしましょう。

(4)一度重心を後ろの足にかけるようにして、息を吐きながら上半身を足の付け根から折るようにして、右足の方へ倒していきます。

(5)この時左を引き上げて、バランスを取ってしまいがちなのですが、それはNG。左右のお尻が床と平行な位置になるようにします。

(6)上体を前側に倒すことで、重心が前に行きがちなります。後ろの左足にも重心を残し、ポーズのバランスを取りましょう。

(7)15~30秒ほどキープします。

(8)反対側も同様に行います。

両脚の後ろ側が気持ち良くストレッチされるのを感じながら行いましょう。寒さで体がガチガチになっている日は、ふくらはぎ部分が痛く感じるかもしれません。きついときは、両手で足を支えるように調整しながら行ってみてくださいね!

冷えでガチガチになった背中と脚をほぐす簡単ヨガポーズはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。