集まれ! フォトジェニックチョコ。ため息が出るようなフォトジェニックなチョコレートは、確かな技術があってこそ。おいしさも一級品なんです。

「ショコラティエにとって、チョコレートの造形力は、大切な技能のひとつ」と、ショコラコーディネーターの市川歩美さん。動物や花モチーフなど、以前からフォトジェニックなものは少なくないが、最近は、進境著しいという。

「実物を見ても、チョコとは信じがたいような、本物そっくりのものが登場しています。また、これまであまりなかったブルーなど、カラフルになっているのも特徴です」

専門店、百貨店のほか、ホテルのブティックも狙い目。

「お客様に喜びを届けたいというホスピタリティの表れかもしれません。ショコラティエが味や素材を大切にしたうえで、フォトジェニックなものを作ってくれるのは、とてもうれしいことです」

幸福のチョコレート ケルノン ダルドワーズ 思わず、どこかに敷き詰めたくなってしまうような鮮やかなブルーのチョコ。これは、仏ロワール地方の老舗メゾンが、家々の屋根を彩る青い石をイメージしたもの。食べてみれば、また意外。チョコの中は、カリッと歯ごたえのあるナッツのヌガティン。6個入り1缶¥1,500〜。フェリシモTEL:0120・055・820 

市川歩美さん ショコラコーディネーター(R)。チョコレートに魅了されて25年。年間試食数は2000にのぼり、作り手からの信頼も厚い。メディアで活躍するほか、商品開発なども行う。

※『anan』2018年1月17日号より。写真・芹澤信次 小川朋央 スタイリスト・大谷優依 文・齋藤優子

(by anan編集部)