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幼稚園の入園を控えるお子さんをお持ちのママさん。4月から通う幼稚園の入園までの期間をいかがお過ごしでしょうか? 入園申込や説明会などが終わると、園で使う通園バッグや生活用品などの準備をはじめたり、トイレトレーニングがまだ終わっていないお子さんがいるママはオムツをとろうと必死になったりしているかもしれませんね。

ですが、そんな親の慌ただしい様子をみて、お子さんがちょっと不安な表情を浮かべていたりしませんか? ママの不安や焦りをお子さんは敏感に感じとってしまいます。そんなママとお子さんの不安が少しでもやわらぐように、今回は元幼稚園教諭の筆者が入園までにやっておきたい準備のための3つポイントをご紹介します。

,子さんの「できる」と「できない」を把握し、担任の先生との連携を

まずはじめに、ママは入園前までにお子さんが「できること」と「できないこと」を把握しておきましょう。

(例)

・「おはよう」「ありがとう」などの挨拶ができるか

・名前を呼ばれたら返事ができるか

・衣服の着脱ができるか

・衣服を畳むなどの身支度が整えられるか

・ひとりで食事がとれるか

・ひとりで排泄ができるか(オムツがとれているか)

・スプーンやフォーク、箸などを使えるか

・ひとりで靴を履いたり鼻をかんだりできるか

・基本の色や形を覚えているか など

参考までに上の項目をあげましたが、お子さんの性格や月齢によって個人差がありますし、できないことがあっても大丈夫です。大切なのは、ママがお子さんの成長過程をしっかり捉えておくこと。もし何かできないままで入園することになっても、そのことを担任の先生に伝えればしっかりフォローしてくれますよ。

無理にオムツを外そうとしてもその焦りがまたお子さんには逆効果の場合もあります。まずは「トイレに行きたい」とまわりの大人に言えることを目標にすると、少しは気が楽になりませんか? またお弁当持参の幼稚園でしたら、入園前に自宅でお弁当箱につめた昼食をとり、お子さんの完食できる適量を知っておくのもいいでしょう。ご家庭でママができる範囲の把握とサポートをしていき、あとは幼稚園の先生に頼ってしまうのもありですよ!

(※園の教育方針によっては、「ここまでは入園までにできるようにしてください」などと指示があるケースもあります。不安なことがあれば、幼稚園でどこまで対応してくれるかどうかを事前に確認しておきましょう。)

◆崛畤押α甬き」を習慣づけ、朝の準備をスムーズにする

先ほど「入園後は先生にお任せ!」と矛盾するかもしれませんが、現場にいた経験上、こればかりはサポートが難しいということがあります。それは、早寝・早起きの習慣をつけることです。

幼稚園がはじまると、「今日はまだ眠いからもう少し寝ていよう」なんていうことができなくなりますよね。入園までに生活リズムを整えておかないと、朝起きるのが遅くなってママは時間に追われてイライラ。そしてしっかり睡眠や朝食がとれていないまま幼稚園に登園することになったお子さんは、園で元気に過ごすことができません。園生活がはじまるからといってすぐに生活リズムを修正することは難しいので、入園前からしっかり準備をしていきましょう。

今お子さんが朝食や歯磨き、着替えなどをするのにどのくらい時間がかかっているのかを把握し、登園時間に間に合うようにお子さんの起床時間を逆算すること。そしてその時間には自然と起きられるようにしておくと、お子さんもママも毎朝バタバタせずにすみますよ。

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「幼稚園は楽しい!」と声かけし、精神的に安定させてあげる

最後に入園前には親ばかり気持ちが焦ってしまい、子どもに「なんでちゃんとできないの?」「しっかりしなきゃ幼稚園いけないよ」などと言ってしまいがち。だけどそれではお子さんがどんどん自信をなくし、幼稚園に行くことを不安に思ってしまうかもしれません。

入園前に大切なのは普段の生活のなかでお子さんに自信をつけさせ、幼稚園の入園が楽しみになるよう精神的に安定させてあげること。どうしてもできていないところをつついてしまいたくなりますが、頑張りを認めて、褒めてあげることも忘れずに!

「幼稚園はとっても楽しいところ」「友達や先生とたくさん遊べるよ」「ママは必ずお迎えにくるからね」「困ったときは先生が助けてくれるよ」などなど。幼稚園の楽しいイメージを伝える声かけとともに、未就園児保育などで園に出向いて、実際に幼稚園で楽しそうに遊んでいるお兄さん・お姉さんの様子を見せてあげるのもいいですね。

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入園日が近づいてくると、ママはさまざまな心配事がでてきて不安な気持ちになってしまうこともあるでしょう。でもあとになって考えてみれば、「あんなに心配する必要がなかった」と思える日がきっとくるはず。それまでは入園前の期間を有意義に使って、お子さんとの信頼関係をより深めていってくださいね。

文・赤石みお