おとなの週末で連載中の人気コラム「美味しい食の研究所 口福三味(こうふくざんまい)」。美味しい食を求めて、漫画家ラズウェル細木さんが実際に『食の実験』に挑戦。テーマにちなんだプチ情報やさっと作れる超簡単おつまみレシピもご紹介。今回のテーマは『世界に広がるサーモン寿司』。

世界に広がるサーモン寿司

独創的にも程がある?世界のお寿司

世界中で広がる「SUSHI」。特に目立つのは、独自の寿司を出す店。有名なのは「カリフォルニアロール」。マグロをアボカドで代用した巻き物です。そこから「SUSHI ROLL」に派生しました。香港では、アズキをマヨネーズで和えた「あずき軍艦」や、シャリの上にゼリーをのせた「ゼリー寿司」を提供。強烈ですが、これが「SUSHI」ってものなんでしょう……。

寿司だけじゃない世界で開催される食の”ワールドカップ”

世界各地でさまざまな”食のワールドカップ”と呼べる大会が行われています。「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」は、2年に一度24カ国のシェフが、フランス・リヨンで肉料理と魚料理の腕を競います。ドイツで4年に一度開催されるのが「世界料理オリンピック」。2012年に日本の大森一憲シェフが金メダルに輝きました。世界で日本の料理人はその名を轟かせています。

超簡単ラズウェル流おつまみレシピ【サーモンとイカのマリネ】

サーモンとイカを、つまみやすくサイコロ状に切って、マリネにしてみました。

\舷用サーモンを、1〜1.5cm角のサイコロ状にカットする。

▲皀鵐乾Εぅなど厚みのあるイカを、同様にカット。

レモン汁、白ワインビネガーを器に入れ、塩とコショウを加えてよく混ぜる。

ぅリーブオイルを少しずつ加えながら、さらによく混ぜてドレッシングを作る。

ゥ機璽皀鵑肇ぅを平たい皿に並べて、ドレッシングをかけまわして、20〜30分ほどマリネする。

Υ錣棒垢辰董▲妊ルのみじん切りを散らして完成!

▲メインの合間に、チビチビつまむのに最適。サーモンとイカの食感の違いがおもしろく、白ワインとよく合います。

「グローバル寿司チャレンジ2015」について もうひとくさり

■参加国は、米国、韓国、日本、シンガポール、台湾、インドネシア、ドイツ、ポーランド、ポルトガル、スペイン、英国、スウェーデン、ノルウェー、フランスと、実にグローバル。皆さんしっかりした技術を身につけていて違和感なし。

■順位を記すと、1位日本、2位シンガポール、3位米国という結果に。

■審査委員長の風戸正義氏は、寿司店のオーナーにして、「国際すし知識認証協会」という寿司の正しい知識と技術を世界に伝える団体の代表理事で、そのわかりやすく理にかなった解説にいたく感銘を受けました。

作者:ラズウェル細木

山形県米沢市出身の漫画家。旨い食と酒を求めて庶民目線で描いた漫画や著作が人気。代表作に『酒のほそ道』(日本文芸社)など

2015年12月号発売時点の情報です。